HARTA COMIX<br> あかねさす柘榴の都 1

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HARTA COMIX
あかねさす柘榴の都 1

  • 著者名:福浪優子【著者】
  • 価格 ¥748(本体¥680)
  • KADOKAWA(2021/11発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784047367630

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内容説明

【あらすじ】

南欧・グラナダ空港のロビーにて、
14歳の橘 夏樹(たちばな・なつき)は、不安を抱えていた。
身寄りのない彼は、
スペイン人の不愛想な叔母・アルバとこれから暮らすのだ。
知らない国で、会ったこともなかった家族との、新しい生活が始まる!

白い石壁に色濃い影が落ちる、美しい街並み。
ガスパチョやトルティージャなどが並ぶ色鮮やかな食卓。
スペイン風シェアハウス「ピソ」やバルに集う陽気な人々。

これは、
日本から1万1000キロメートル離れた異国での、
騒がしくも幸福な日々の記録。


【舞台となる都市・グラナダとは?】

スペイン南部に位置する観光都市。
アラブ文化とキリスト教文化が混在しており、多様な人種で賑わう。
壮麗な「アルハンブラ宮殿」をシンボルとした旧市街一帯が、
世界遺産に認定されている。

「グラナダ」はスペイン語で「柘榴」の意を持ち、
街灯やマンホールなど、
街のあちこちに柘榴のモチーフがあしらわれている。

【作家情報】

福浪優子(ふくなみ・ゆうこ)

ハルタ・コミックグランプリ出身。2019年秋「ノウゼンカズラの家」でデビュー。
日常の中にある煌めきを、丁寧な筆致で写し取る。
本作が初単行本となる。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

泰然

43
旅情、南欧の空気感、ゆっくりとした優しさと時間が流れて、滋味さのある外国映画を見るような作風で主人公の少年・夏樹の心が癒やされていく日常に心の重荷が降りる作品。舞台はスペインのアンダルシア地方、グラナダ。両親を失った夏樹は叔母のアルバに引き取られる。背は高いし、ルックスも良しのチャキチャキで愛情表現は不器用。対する夏樹はほんのり中性的容姿、言葉控えめの頑張り屋。このチグハグさが「人間は本来、これくらいおおらかで構わないさ」と伝える。石造りの美しい街並み、シェアハウスの人達、郷土料理。少年の成長話に期待だ。2022/01/21

akihiko810/アカウント移行中

30
スペイン南部、アンダルシア地方のグラナダという街で、母(スペイン人)を亡くし、身内(叔母28歳)を頼ってスペインに移住した少年(14歳)の物語。  スペインの田舎?の雰囲気がよい作品。「つっけんどんな叔母にお世話になる」という話では、「違国日記」を思い出させる。作者はスペインに在住経験があるのだろうか?異国情緒あふれる作品だ2023/02/08

しましまこ

21
両親を亡くした少年が、日本から遠く離れたスペインの叔母の元へ。シェアアパートでの暮らし、グラナダの街並みと郊外の実家、美味しそうなご飯とおやつ。次巻も楽しみ。2022/01/23

真朝

18
思っていたより暗い話だなと思いました。それでもスペインの料理やお菓子が出てくると興味が湧きます。 これからどうスペインで過ごして大人になっていくのか少し楽しみにしたいと思います。2022/04/29

rotti619

15
両親を亡くした橘 夏樹が叔母のアルバを頼ってスペインのグラナダで暮らすお話。ピソというスペイン流シェアハウスで他の住人と暮らしながら、スペインの文化や歴史・日常に触れていく事になる。日本だと中学生にあたる主人公が身寄りを亡くして異国で住む寂しさを無愛想ながら優しいアルバを中心に、ピソの住人・街の人達が温かく癒やしてくれる。マドリードのような都心ではなく文化資産や遺跡であふれる街を舞台にしているので、スペイン=情熱のようなイメージではなく素朴な田舎の描写が独特。オノ・ナツメのような雰囲気の作品が好きな人に。2021/11/23

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