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内容説明
これは少し未来のお話。超少子化が進み、様々な風習が失われた近未来。大黒愛護学園に通う普通の少年、三田は、なぜか同級生の冬村四織に命を狙われていた。突如として振り下ろされる凶刃。それには、行方不明になった冬村の友人と、三田が抱えている「とある呪い」に理由があって…!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
トラシショウ。
23
「クソッ前言撤回だ!!残酷で・・・暴力的で・・・我儘で・・・子供って・・・全ッ然可愛くねぇ!!!ならば俺ももう理想のサンタクロースにはならん!!」。積読消化。超少子化が進み、幾つかの風習が過去のものと化した近未来の日本。「ある呪い」を隠して生きる小柄な高校生・三田一重(さんだかずしげ)は行方不明で死亡扱いとなった親友を探すべく「物騒なやり方」で接触を図る同級生女子・冬村により、トラウマゼロを謳う学園の闇に挑んでいく事になる。何つう風変わり過ぎるヒロイン(笑)。すげぇよ板垣巴留!!(以下コメ欄に余談)。2022/02/10
陸抗
22
少子化で大人よりも子供が偉い世界。そんな世界の大黒愛護学園で、1人の少女が行方不明になった。友人の少女、小野の行方を探すため、冬村が取った行動がとんでもなさすぎて度肝を抜かれたし、協力を強制された三田の隠された呪いもとんでも無さすぎた。サンタに変身してしまう三田の能力で、小野がサクッと見つかるかと思ったけどそう上手く行かないか。しかし嘘が分かる能力、14才には辛いね。2021/12/11
ふじ
15
やっぱ面白いわ…!BEASTERSの人の2作目。今より少し未来の子どもたちと、サンタの末裔の話。サンタクロースがテーマだから明るい話?と見せかけて世界観(少子化・貧困・管理社会)は現実的ディストピア。明日は我が身でちょっと怖くなる。その絶妙な現実とのバランスが好きなので、やはり今作も追うこと確定。2022/12/30
ターボはっちゃん
10
不穏なはじまりに少し戸惑う。サンタクロースの末裔の三田くんはなかなかのポジティブ。ひどい目に遭いながらも同級生たちと協力してある事件を解決しようと試みる。みんなキャラがたっていて個性的。サンタクロースの能力がどう開花していくのか楽しみ。2024/12/24
ミキ
9
板垣巴留先生って人間描けるんだって、思ってしまったよね。何の前情報も入れずに読み始めたからサンダってそういうことなんだ!って思った。独特の世界観を説明にならずよくここまで表現できるなー。2022/06/22