文春文庫<br> 出世商人(四)

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文春文庫
出世商人(四)

  • 著者名:千野隆司【著】
  • 価格 ¥700(本体¥637)
  • 文藝春秋(2021/11発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784167917814

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内容説明

次なる商いは黒砂糖!? 好評シリーズ第4弾!

新薬《元気丸》の商いで、多額の借財を完済した文吉は、
不安に駆られていた。良き相談相手でもある医師・手塚良庵が大坂へ遊学することとなったのだ。
良庵は江戸を発つ前に文吉に新たな商売を提案する。
それは、貴重で高価な利益幅も大きい砂糖の販売だった。
しかし、その製造には大きな障害があって―。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

真理そら

53
今回は黒砂糖に手を出すが、例によって妨害が入って四苦八苦。黒砂糖はそうやって作るのかと勉強になった。遠州屋の若旦那は妨害をやりすぎたので物語から消えてしまうし、文吉とお邑はまとまりそうだしシリーズの終わりが近いのかも。2021/11/14

ひさか

21
2021年11月文春文庫刊。書き下ろし。シリーズ4作目。新しく商うことになった砂糖とそれに深くかかわることになる物貰いの熊、文吉を応援してくれるお邑の二人の話がいつにも増して面白く、頁を繰る手が止まらなかった。悪どい手で邪魔をしてくる商売敵には、怒りを覚えるが、十手持ちの宗助、公平な与力の渋谷らの応援が気持よい。2022/01/28

やな

12
久しぶりの読書、新たな仕事にも慣れて少し余裕も出てきたしまたぼちぼち読んでいこう(^-^)2023/06/25

hiyu

5
スラスラと読み進めることができるが、いくつか疑問が生じないわけではない。とはいえ苦難がありながらも地道に正直にことを進める文吉。これは続きがあるのだろうか。2022/01/17

ぬる燗

2
商売は今も昔も同じです。 お値段の競争はいうまでもないが、やはり信用・信頼が最後にものを言う。 主人公の文吉もいろいろ起こる難問に胃がちぎれる思いだとおもいますが、周りの方々と共に頑張って欲しい。 次の発刊が楽しみです。2022/03/31

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