文春文庫<br> 出世商人(三)

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文春文庫
出世商人(三)

  • 著者名:千野隆司【著】
  • 価格 ¥700(本体¥637)
  • 文藝春秋(2021/05発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784167916916

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内容説明

借金完済を前に、新たな試練が男を襲う!

新薬《元気丸》の商いも評判となり、借財の完済も目途が立ってきたある日、
文吉は樽乗り曲芸師の娘とその祖父に出会う。
芸の最中に樽から落ちた娘を庇い、祖父が大怪我をしたのだ。
調べてみるとどうやらふたりは何者かに狙われていたらしい。
しかもその背後には文吉への妨害も絡んでいて……。

借財篇完結となるシリーズ第三弾!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

真理そら

51
人気のある薬が一つでもあると薬屋は思いがけない繁盛をすることがあるから大店の妨害が凄いのだろうか。患者との関係ではなく商人としての薬業を扱っている点が興味深いシリーズ。2021/07/11

ひさか

18
2021年5月文春文庫刊。書下ろし。シリーズ3作目。文吉は切羽詰まった状態にあるにもかかわらず、元気丸の振り売り中に事故にあった曲芸師の娘とその祖父を助ける。成行きとはいえ、家に引取って面倒をみるというところが面白い。これが、情けは人の為ならずそのものの展開に繋がり、元気丸売りへの妨害や曲芸師達への悪巧みへと進み、はらはらどきどきです。バランスの取れた楽しい筋運びはさすが。次巻も楽しみです。2021/07/04

豆乳くま

13
樽乗り曲芸師の祖父と孫、芸の途中で樽から落ちた孫と下敷きになった祖父を助け三川屋に連れてきた文吉。元気丸で回復するも失敗の恐怖から立ち直れないナオ。すると元気丸と曲芸師共々、嫌がらせと妨害行為されるが。福江屋と越前屋はもはや文吉と元気丸何が憎いのか、自業自得の上に更なる卑劣な手段に出ます。しかし文吉の心は強く、養父の借金完済まであと一歩。頑張って!2022/11/27

やな

9
さてこれから巻き返しやね(^-^)たぶん・・・2022/12/23

いくみん

6
前作から少し空いていたので、忘れていた。 読み進めるうちにあー、あの話かと思い出す。 文吉のがむしゃらな感じがいい。 早く続編が読みたい。2022/04/19

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