ホークアイ：リオ・ブラボー

著者名：マット・フラクション【作】/デイビッド・アジャ【画】/フランチェスコ・フランカビラ【画】/クリス・エリオプロス【画】/中沢俊介【訳】

小学館集英社プロダクション（2021/10発売）

• ISBN：9784796875837

内容説明

ニューヨークに借りていたアパートの地上げ問題から始まった、クリント・バートンのトラブル続きの日常は、いつの間にか深刻な局面を迎えていた。友人を殺され、ガールフレンドとは破局寸前、さらに相棒である“もう一人のホークアイ”ケイト・ビショップは（犬を連れて）西海岸へと去った……。そんな彼の前に、兄であるバーニー・バートンがホームレス同然の姿で現われる。かつて死闘を繰り広げた兄の登場は、何を意味するのか？　一方でジャージ軍団は、アパートを奪おうと、最後の総攻撃を仕掛けようとしていた……。アメコミ史に残る名シリーズ、堂々のフィナーレ！

●収録作品●
『HAWKEYE』#12,#13,#15,#17,#19,#21,#22
　2021 MARVEL

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[サケ太]

遂にホークアイのアパートを巡る騒動の完結。兄バーニー・バートンとの再会。超人ではない男のヒーローとしての生き方。強敵クラウン、ジャージ軍団との決戦。負けても、挫けても立ち上がってきたまさしくヒーローの熱い物語。最高だった。

2016/04/29

[さとう]

最高。MCUでホークアイファンにならなければこの作品と出会えてなかったと思う。日本語で読めて有難い。

2016/06/19

[ara_shinya]

ホークアイ、遂に完結！このシリーズが日本語で全部読める事に感謝。1巻目の『マイ・ライフ・アズ・ア・ウェポン』から一気に読み直さないと！

2016/06/06

[IMY]

見事な大団円でこれを日本語で読めるのはアメコミブーム様々。孤立無援のアパートに立て篭もるホークアイ達、そして住民たちと共に敵を倒していく姿、割とよくある話ですがこのストーリーのクライマックスにふさわしい。そんなエンタテインメントに則ったクライマックスだというのに、ほぼ全編手話を駆使した話を入れてくるんですから、このマット・フラクションというライターは素直にすごい。

2016/04/23

[santiago]

普通の人間なのにスーパーヒーローをやるのはホネが折れる。クリントもケイトもいつも身体のどこかしらに絆創膏か包帯で生傷だらけ。たまには落ち込んだりもするけれど、痛みを乗り越えてよく頑張った！伏線や細かい仕掛けが沢山あって一度読んだだけではとても理解しきれないけれど、何度も繰り返し読めるのもまた幸せな気分。

2017/03/18