内容説明
家族、ジェンダー、学校、友人、経済、政治……日本社会のさまざまな面を世界各国のデータと比べてみると、今まで「あたりまえ」と思い込んでいたことが、実は「変」だったと気づく。日本がどんな国なのか、一緒に考えてみよう。
目次
はじめに
日本がどんな国か確かめよう
他の国と比べてみよう
国際比較をするときに気をつけるべきこと
本書の内容
各章の説明
第1章 家族
家族とは
変容する日本の家族の「かたち」
日本で急速に進む少子高齢化
少子高齢化の原因
家族間の関係
親も子どもも忙しい
家庭内の暴力
家族に求められる責任と家族間の格差
自由な個人へ
第2章 ジェンダー
日本の病巣としてのジェンダー
公的な立場から排除される「女性」
仕事の中での不平等
実現できていない「女性活躍」
男性の「家庭進出」の停滞
「ケアレスマン」が前提になった社会
浸透する「~らしさ」の罠
ジェンダー・ステレオタイプが充満する社会
女性に浴びせかけられるハラスメント
古臭く、問題解決に消極的な政治家たち
なぜジェンダー平等が大事なのか
第3章 学校
あなたが通っている学校は「あたりまえ」か
日本の「学校」はすばらしい?
「学力は高い。しかし……」
日本の「学校」での授業の特徴
多人数の生徒がひしめく教室内
都道府県間の格差
教員の多忙さ、ICT化の遅れ、理不尽な校則
日本の教育制度の特徴としての高校間格差
「学校」の意義?
第4章 友だち
「孤独・孤立対策」の浮上?
「社会関係資本」と「親密性」
子ども・若者にとっての「友だち」
「友だち」が多い・少ないのはだれか
「スクールカースト」と「いじめ」
大人にとっての「友だち」
どんな人に「友だち」が少ないのか
同性で固まる「ゆがみ」
「友だち」ではない他者にも冷酷な日本
「友だち」問題は社会の問題
第5章 経済・仕事
かつては「すごかった」日本の経済と企業
今はすごくない日本の経済と企業
なぜこうなってしまったのか
いろいろおかしな日本の働き方・働かせ方
働くことへの考え方に見られる特徴
最低限、必要なこと
第6章 政治・社会運動
民主主義はオワコンなのか
国際比較と推移から見た日本の投票率
日本の若者は保守化している?
他国との比較から見た日本の若者の政治意識
なぜ日本の若者は政治意識が希薄なのか
政府の責任をどう考えるか
政治と社会運動を、取り戻す
第7章 「日本」と「自分」
「日本がだめでも自分がOKならいいじゃん」
見つからない意味、低い自己効力感、強い不安
鬱屈の社会的背景
「自分」にとっての「日本」
だめをだめでなくしてゆくために
原因と展望
日本を超えて
注
あとがき
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
breguet4194q
けんとまん1007
さぜん
Mc6ρ助
花男
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