出版社内容情報
◆企業等の不正・不祥事を未然防止するために
企業等の不正・不祥事が毎日のように報道されています。
企業等の不正・不祥事には、たとえば、架空取引による金銭窃取のように意図的に引き起こされたものもあれば、法律を知らないがために不適切な広告を咎められたり、有価証券報告書の作成過程で作業ミスがあったために不正とされる場合もあります。
本書は、不正・不祥事を広く捉え、実際にあった事件や事例から、その発生メカニズムを解明するとともに、その未然防止について不正のトライアングル・内部統制・3線モデルの視点から解説します。また、不正・不祥事を防ぐ仕組みの限界、および不正・不祥事を起こしにくい風通しの良い組織づくりについて解説します。
内容説明
企業等の不正・不祥事が毎日のように報道されています。企業等の不正・不祥事には、たとえば、架空取引による金銭窃取のように意図的に引き起こされたものもあれば、法律を知らないがために不適切な広告を咎められたり、有価証券報告書の作成過程で作業ミスがあったために不正とされる場合もあります。本書は、不正・不祥事を広く捉え、実際にあった事例や事例から、その発生メカニズムを解明するとともに、その未然防止について不正のトライアングル・内部統制・3線モデルの視点から解説します。また、不正・不祥事を防ぐ仕組みの限界、および不正・不祥事を起こしにくい風通しの良い組織づくりについて解説します。
目次
第1章 なくならない不正・不祥事
第2章 不正・不祥事のメカニズム
第3章 財務報告・金銭に関わる事件
第4章 品質・融資等に関わる事件
第5章 情報の窃取・不正閲覧に関わる事件
第6章 法令違反に関わる事件
第7章 権限の乱用に関わる事件
第8章 監査と不正調査
第9章 不正リスク対策
第10章 不正・不祥事の防止に向けて
付録 不正・不祥事チェックリスト
著者等紹介
島田裕次[シマダユウジ]
博士(工学)。東洋大学工業技術研究所客員研究員。日本大学商学部非常勤講師。1979年早稲田大学政治経済学部卒業、同年東京ガス(株)入社。池袋営業所、IT部門、経理部などで勤務した後、2000年同社監査部(業務監査グループマネージャー、情報システム監査グループマネージャー、会計監査グループマネージャーを歴任)。2008年大阪工業大学大学院工学研究科経営工学専攻博士後期課程修了。2009年東京ガス(株)退職。2009~2022年東洋大学総合情報学部教授。2022年~東洋大学工業技術研究所客員研究員。1999年~日本大学商学部非常勤講師(コンピュータ会計論)を兼務。公認内部監査人(CIA)、システム監査技術者(経済産業省)、公認情報システム監査人(CISA)、公認情報セキュリティマネージャー(CISM)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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