内容説明
小学3年生の理科で最初に行うのが身近な自然の観察。ただ自然を「見る」ことが観察ではありません。じっくり見たり、さわったり、においをかいだり、分解したり、いろいろなことをするのが「観察」なのです。その観察の楽しさとヒントを伝えるガイドブックです。どこに行けば生きものをみつけられるのかもわかります。『まちのかんさつ』の巻では、街路樹、道ばた、公園など場所ごとに生きものを紹介。どんぐり、くっつき虫、春と秋の葉っぱ比べなど、具体的に楽しく観察の仕方をガイド。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やま
10
葉っぱの図鑑を出している林さんのしぜんガイドブック 3部作の1冊、まちのかんさつ編。まちへ出ていろいろな自然を観察します。いきもの観察スポットがわかりやすく書かれています。まちなかでも危険瀬物(ハチやヘビ)がいるので注意は必要ですね。2020/10/04
遠い日
8
「見よう、せまろう、とびだそう!しぜんガイドブック」シリーズ。自分の住むところをよくよく見てみれば、たくさんの発見があると気づく。町の自然は、人工的に作られたものが多いが、その中でも、どこからか根付いて生きる雑草や環境に即した生き物たちが集まってくる不思議。大自然ではなくても、じゅうぶん楽しむことができるのだ。2020/04/11