内容説明
小学3年生の理科で最初に行うのが身近な自然の観察。ただ自然を「見る」ことが観察ではありません。じっくり見たり、さわったり、においをかいだり、分解したり、いろいろなことをするのが「観察」なのです。その観察の楽しさとヒントを伝えるガイドブックです。どこに行けば生きものをみつけられるのかもわかります。『里山のかんさつ』の巻では、雑木林、林の周辺、田んぼなど場所ごとに生きものを紹介。葉っぱの上の変なもの、木の実、虫の声など、具体的に楽しく観察の仕方をガイド。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
遠い日
10
「見よう、せまろう、とびだそう! しぜんガイドブック」シリーズ。今ではもう、どこでも里山があるわけではないけれど、じっくりと自然に向き合う時間は豊かなものだ。生き物や植物と触れ合い、感じ、見て、考える。観察は自分と自然との距離を縮める。ただ、触れてはいけない生き物や植物があるので、知識のある大人といっしょに行動することが大切。2020/04/12
やま
8
林さんのしぜんガイドブック シリーズ3冊目。里山なので自然の見どころは他の2冊に比べで多いです。生き物もたくさんいるのでしょうが、分かっている人がいないと簡単には見つからないのかも知れません。自然観察のヒントにはなる1冊。2020/10/27