内容説明
東北日本と西南日本とがフォッサマグナをへだてて東西に相対するところ、すなわち、新潟・長野・山梨・静岡の4県が『中部地方1』の範囲である。地質は複雑であり、研究史も古く、19世紀いらい、日本列島の地質構造に関連して、さまざまな見解が発表され、論争がたえなかった地域である。
目次
第1章 総説
第2章 中・古生界および古第三系
第3章 新第三系
第4章 第四系
第5章 火山
第6章 海洋地質
第7章 地殻の構造とネオテクトニクス
第8章 地下資源
第9章 応用地質
第10章 構造発達史の諸問題