一迅社ノベルス 僕は婚約破棄なんてしませんからね: 3【特典SS付】

著者名：ジュピタースタジオ【著】/Nardack【イラスト】

一迅社（2021/09発売）

• ISBN：9784758093965

内容説明

僕こと、ラステール王国第一王子、シン・ミッドランドはお嫁さんのセレアを守るために日夜襲い掛かるゲームのイベントってやつと闘っています。「シン君は、やっぱり、私の王子様です！」そう言いながら追いかけてくるゲームのヒロイン、リンスさんは相変わらずだけど、ピカールたち攻略対象組のメンバーともだんだん親しくなってきました。そういえば、ゲームのマスコットキャラクターだという黒猫が現れたり、弟のレンが入学してきたりもありましたね……。そしてついに卒業パーティー、断罪イベントの日！　僕は緊張して震えるセレアの手をぎゅっと握りました。そんな時――「この場で、継承権を放棄すると宣言してもらおう」僕たちを断罪したのは、えええぇ、君ですか！？　でも、なんの問題もないよね！　僕たちには今まで築き上げてきた「絆」が、こんなにもたくさんあるんだから！　十歳からはじまる王子と悪役令嬢の物語、堂々完結！！　※電子版はショートストーリー『サラン姉さまは激怒する』付。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[ぐっち]

卒業までの3巻。表紙のシンがイケメンに成長していて、最後までほほえましい2人でした。3巻はピカール君がなかなか良かった。彼にもいい出会いがありますように。

2022/02/27

[すがはら]

遂に最終学年。途中からゲームヒロインのピンク頭が近付いて来なくなったと思ったら、まさかの隠しキャラルートとは。いきなりの断罪開始には驚いたけど、まさかの大人達による畳み掛けるような断罪潰しで完全勝利。良かった良かった。ピンク頭ちゃんも恥はかいたけど悲惨な未来とかにならなくて良かったのではないでしょうか。悩筋担当君だけ救いがなかった気がするな。最後にさらっと、実は気になってたことが明かされて、腹黒王子ーってなりました。

2021/09/23

[うめいち]

駆け足のようなお話の進み方ですが、よくまとまって完結。王子様が出来過ぎてはいるものの、数々の問題を解決していく様が小気味よくて、★★★★。ピンクちゃんはもっと黒くてもよかったかもしれません。クロの裏話は、これはこれで悪役令嬢ものの筋立てとして新しかったので、深堀りしてほしかったなぁ。

2021/09/23

[ヴィル]

理系で解決してくのほんと面白かった ある意味平和なエンドだったのでは？

2021/09/26

[takave]

完結。主役二人が終始いちゃいちゃしてよい話だった。ヒロインさんはもうちょっとどうにかできたような気もしたけど。

2021/09/24