チャンピオンズ：フリーランサー・ライフスタイル

著者名：マーク・ウェイド【作】/ハンベルト・ラモス【画】/小池顕久【訳】

小学館集英社プロダクション（2021/07発売）

• ISBN：9784796878395

内容説明

チャンピオンズの前に傭兵チーム“フリーランサーズ”が立ちふさがる！

活動がより加速していくチャンピオンズ。理想を掲げて戦う彼らに、容赦ない現実が突きつけられる……。
「チャンピオンズに暴行された」というホームレスの通報が波紋を呼び、SNS上で非難の声を浴びてしまうチャンピオンズ。その事件の影にはチャンピオンズを快く思わない大人たちと、彼らが雇った傭兵集団“フリーランサーズ”の姿があった。特殊能力を持つ傭兵たちと、悪意ある大人たちによる策略を打ち破り、チャンピオンズは名誉を回復できるのか？　MARVELが誇る若手ヒーローたちの活躍を見逃すな！

●収録作品●
『Champions』(2016) #6-11
　2021 MARVEL

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[神太郎]

アベンジャーズを離れ、集まった若手でつくったチーム、チャンピオンズ。彼らの活動はアベンジャーズとは違う形で支持を集め、軌道に乗り始めたかに見えたのだが…、フリーランサーズという傭兵軍団とその囲いにより、順風満帆から一転してしまう。商業主義に悩まされたり、シークレット・エンパイア下でもヒーロー活動をしたりと若手も若手なりの苦労をしている。

2024/12/02

[Myrmidon]

若手ヒーロー社会派アメコミの続編。前半はクソ野郎ながら大人の知恵を持つフリーランサーズとの戦い。苦い現実にも理想を失わないチャンピオンズ。ちょっとナイーブだけど（笑）。後半は新キャラ・レッドローカストの顔見せ、『シークレット・エンパイア』時の重苦しい救援活動、若サイク回など、やや雑多なエピソード。それにしても、カマラの気高く、それでいて嫌味のないキャラは強いなあ。前巻で言っていた、「次のキャプテン・アメリカ」は案外軽口じゃないんじゃなかろうか。ただその分、マイルズとノヴァは割りを食っているかも（苦笑）。

2021/07/28

[起死回生の一冊を求めて]

現代社会のことの風刺とかいろいろ絡めていて良き。

2024/07/19

[fap]

看板を取られた話は、解決方法が浅い。 それで丸く収まるんかーい。 クロスオーバーが多いらしく、各話の状況が繋がらない。 このチームがあまり重要な位置を占めていないことが原因か。 一冊の中でハイドラがアメリカを支配して、その後打破される経緯が全く示されていない。 それぞれの局面におけるチームの行動を楽しめる人向け。

2021/08/28

[雷主]

ノヴァー！サムー！お前はなんて良い奴なんだ！馬鹿だけど良い奴だよ、ホント！！ ヴィジョン＆ヴィヴ親子もいいなぁ…ヴィジョンは唯一、頼りになる大人なので仲良くしてもらいたいところ それにしてもフリーランサーズが最悪すぎる…今まで見たヴィラン(？)の中でも一番嫌いなタイプだ… 悪のキャップといい、嫌らしい敵が多い巻ですな 次号はアベンジャーズとの共闘ということですごく楽しみ！ スパイディ(ピーターの方)と子供たちが絡むの大好きだから、期待大です！！

2021/08/13