内容説明
この悪女、制御不能!
シリーズ累計12万部突破の大ヒット作、待望の文庫化!
巧みな話術で唆し、餌食となった者の人生を狂わせるーー稀代の悪女・蒲生美智留が世間を震撼させた凶悪事件から三年。
「野々宮恭子」と名乗る美貌の投資アドバイザーが現れた。国会議員・柳井耕一郎の資金団体で事務局長を務める藤沢優美は、
恭子の指南を受け、不正運用に手を染めるが……金と欲望にまみれた人々を弄ぶ恭子の目的とは!?
どんでん返しの帝王が放つ、戦慄のミステリー!
人気漫画家・松田洋子氏による、文庫版限定「あとがき漫画」も、シリーズ第1作『嗤う淑女』につづけて、ふたたび収録!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
W-G
511
この手の作品は"型"が定まってくるとパワーダウンしてくるのが常で、これもご多分に漏れず。まず各被害者サイドの描き込みが画一的になっていて前作ほど泥沼感がない。そして政治家を標的に持ち出したことで、美智留がダークヒロイン的な色を帯びてしまい、悪さが中途半端になった。指紋識別という概念がない平和な世界でコロコロ入れ替わる点も、そろそろ苦し紛れでもいいから何か言い訳をつけてほしい。野々宮恭子の名を使い続ける必然性もないような。とりあえず次も読もうとは考えているが、カエル男シリーズを読んでから。2026/06/26
イアン
181
★★★★★★★★☆☆稀代の悪女が暗躍する『嗤う淑女』シリーズ第2弾。NPO法人の優美は不正献金のためFXに多額の投資を行い、宗教団体副館長の伊能は地位向上のため教団をPRする本を出版する。やがて転落していく彼らの陰には〝野々宮恭子〟を名乗る謎のアドバイザーの存在があった…。前作の法廷劇から3年後、政治家・柳井の周辺で巻き起こる4つの悲劇。女郎蜘蛛がじっくりと獲物を絡め捕るような数々の悪行に対して、「お天道様は見てるぞ」と言わんばかりに神の視点で眺める読者をも欺く衝撃のラストは、まさに中山ワールドの神髄だ。2024/10/06
修一朗
146
8月に文庫版出たばかりなのにその時点でBook Offで入手出来てしまう不思議。助かるけどね。気にいらない人を成敗する美智瑠さん,やっぱり宗教と政治には手を出しますねぇ。美智瑠さんに成敗されそうな人がたくさんいそうだ。昔のアノ事件にふれていたのにはびっくり。ちょうど奴が出所したタイミングで執筆していたからだね。終章のハチャメチャ度は前作よりパワーアップ,このぶっ飛び具合楽しんでます。次,嗤う淑女二人へ。2021/10/03
まさきち
104
前作とはやや趣を異にし、一つの復讐劇に絞った感の強い一冊。それだけにやや展開の派手さもなく、またそれぞれのトリックの説明が細かくて物語としては失速感が否めない。でもラストで次作があることにを匂わされ、期待しての読了です。2026/05/20
ケイ
98
手に取ってしまうとダメね。今回も、捕まらないかとドキドキしたが……、彼女のほうが上手だったわ。助けてあげたい人がいないから、彼女の肩を持ってしまうのかな。2023/11/11
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