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内容説明
狂気が侵食する。食屍鬼を扇動した疑惑で処刑されるラヴィニアの親族・アブサラム親子。ホプキンスの命令で食屍鬼に荒らされた処刑場を一人で修復するサンソン。父と祖父の処刑で憎悪を募らせるラヴィニア。各人の思惑が交差する中、立香の見る悪夢が現実を蝕み、マシュが姿を消す。混乱のさなかに再び開かれた魔女裁判で告発されたのはマタ・ハリだった――。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
陸抗
18
現実も夢も、悪夢に苛まれていく。そしてどちらも打開策が無いままに、仲間たちが裁かれていく。マシュも行方不明になり、カルデアとは通信が繋がらない。最悪、誰を犠牲にして誰を残すかとか、イヤな選択を迫られそう。今回、ロビンフッドやマタ・ハリの過去に触れられてるのは嬉しかった。2021/07/28
わたー
18
★★★★☆事件の解決は未だ遠く犠牲者は増えるばかりなので、作品全体の陰鬱な雰囲気がいっそう濃くなってきている印象。そのためどうにもすっきりしない。だが、マタ・ハリの過去回想について言及されていたことはポイント高い。FGO初期実装組ながら、彼女の英霊としての来歴に関する描写はこれまで語られてきていなかっただけに嬉しかった。2021/07/27
にぃと
9
積読消化。表紙がマタ・ハリで、彼女はウチの数少ない絆10以上のキャラなんだけど、それだけに不穏な予感もありちょっと手がでなかった。そんな彼女の魔女裁判はこの巻の終盤。彼女の過去についても触れられてるのが嬉しい。一応この後の展開をアプリでは覚えているけど、コミカライズ作品はアレンジされてて油断できない。じわじわと恐怖が忍び寄る感じはアプリ以上で、戦闘ではなくアドベンチャーパート部分多めなので読み応えある。そして女の子がかわいい。2022/08/19
だいらかずよ
1
だんだん夢か現実か訳がわからなくなってくる。じわじわとSUN値が減ってる気が…サーヴァントの過去がチラ見えしたのにカンドー。マタ・ハリの事全然知らなかったから尚更!2021/07/29
msattova
0
マタ・ハリの人生が映画のように演出されているシーンでの、影絵演出が美しかった。寝起きのマシュの下着姿が最高。 マシュと藤丸の(百合めいた)絆をかんじさせてくれるシーンが多くて本当に良いコミカライズだと思う。2021/12/11