講談社文庫<br> 院内刑事 シャドウ・ペイシェンツ

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講談社文庫
院内刑事 シャドウ・ペイシェンツ

  • 著者名:濱嘉之【著】
  • 価格 ¥715(本体¥650)
  • 講談社(2021/07発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784065245071

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内容説明

【公安警察OBが大病院を守る人気シリーズの第5弾】

「先生、今の患者さん、私が知っている華春花さんとは違うような気がしたのですが……」看護師の一言から判明した中国人患者のなりすましは、いつしか四百人の機動隊とローリング族が闘う事態へ! 

ドクターヘリで運ばれる総理大臣、新型コロナウィルスに感染した妊婦など、ややこしい面々へも鮮やかに対応しつつ、大病院をターゲットにした国家が絡む陰謀に、“院内刑事” 廣瀬知剛が立ち向かう。

<文庫書き下ろし>

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

99
濱さんの院内刑事シリーズの最新作5作目です。いつもながら濱さんの本は最近の世相的な地事情(例えばコロナ)や政治家の状況なども描かれています。主人公に託していますが濱さんご自身の気持ちでしょう。前の総理よりも今の総理の方がお好きみたいです。今回は主人公の所属している病院を狙うものが手を尽くしてきますがそれをはねのけます。いつもながらのお決まりですが楽しめます。2021/07/20

Yunemo

32
いろんな切り口があるのですね。本作、なりすまし患者の存在から裏にはびこる大きな闇問題に展開していくなんて。院内刑事廣瀬に言わせている、リスク管理のおおもとの発想が無駄をなくすこと、あらゆる無駄を省くと必要なものしか残らない、さらに特化するとより良いものが生まれてくる、確かにこの発想って理にかなってますよね。そして日本へ攻めまくってくる中国共産党への想いが一貫して積極的な防衛路線、チャイニーズグループつぶしに具体的に動いています。それも警視庁と神奈川県警の合同によって。現実的にこんな発想のもと動けたらなと。2021/07/25

Malos

14
新型コロナウイルスの蔓延する日本。川崎殿町病院に、中国人患者が訪れる。それを皮切りに、国家が絡む陰謀に巻き込まれていく。この事態を、廣瀬はどう切り抜けるのか。2022/10/30

α0350α

10
ちょっとした事件から背後にいる巨大なヤツらの悪を暴く、公安捜査の手法が面白いです。他のシリーズと違って病院メインというのも良いですね(やっていることはほとんど変わりませんが)。コロナ含めた時事ネタも満載で楽しめました。2021/10/04

なみキミ

9
コロナに対しての医療業界の本音がさらりと書かれてる気がした。2021/08/03

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