内容説明
『シンギュラリティ計画』を完了し、人類とAIとの戦争を阻止したはずだったヴィヴィ。しかし、目覚めた彼女の前に広がっていたのは、避けなくてはならなかった最終戦争の絶望的な光景だった。 シンギュラリティ計画の失敗と人類滅亡の危機を知ったヴィヴィは、事態を打開する手段を求め、全ての始まりを知る『シンギュラリティ計画』の発案者、松本博士のもとへと向かう――。 AIを愛する人々が、AIを憎む人々が、人間に寄り添うAIが、AIを支えたAIが、そして百年の時を共にした『歌姫』とそのパートナーが、今、旅のフィナーレを迎える。 その旅路の祝福に、どうぞ心のこもった拍手を。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
32
『シンギュラリティ計画』を完了し、人類とAIとの戦争を阻止したはずだったヴィヴィ。しかし、目覚めた彼女の前に避けなくてはならなかった最終戦争の絶望的な光景が広がる第四弾。計画の失敗と人類滅亡の危機を知り、事態を打開する手段を求めて、全ての始まりを知る計画の発案者、松本博士のもとへと向かうヴィヴィ。明らかになってゆく最終戦争に向かう契機となった出来事。積み重ねられてきた様々な因縁も絡んだヴィヴィとマツモトの最後の戦いでしたけど、最後まで諦めずにやりきってみせたヴィヴィのもたらした結末は本当に良かったですね。2021/10/05
みどり
6
この巻は大分アニメと違う感じ。 どっちが好きなのか、は好みなのかもしれないけれど。 アニメのラストはすごく好きだったけれど、中途半端な気もしたので、こうしてきっちり線を引いて終わるのも良い。悲劇ではない、ということで。 またアニメを見直したら、きっと1巻から読み直したくなるんじゃないかと思う。 2022/01/31
色素薄い系
2
特異点修正しているはずなのに大幅に未来が変化してないのはなぜなのかとずっと疑問だったけどこの巻で納得した。これで全て解決とはいかなかったけど終わり方としては良かったと思います。2022/02/04
ひるあんどん
1
待てど暮らせど、入庫されなかった最終巻。図書館に購入リクエストして、やっと揃えてもらえました! 1〜3巻を復習読みして、いざ!⋯((o(´∀`)o)) 雑多な情報の集積により意識(のようなもの)が生まれるっていうプロットの古典SFあったなと。ふーん、良い子のディーヴァの大暴れの動機が何とも。ヴィヴィもそうだが、マツモトの活躍振りに心躍った。 全4巻を通じて、結構マツモトに毒されてしまったかも…無駄な口上が堪りません♪ある意味、本作中いちばん人っぽいよな。 マツモトで外伝とかアナザーストーリー書いてほしい。2025/03/17
しゅう
1
読了。プロトタイプということで、一応アニメ放送の原案扱いであるが、AIと人類の最終戦争の時点から見れば、過去改変になるわけで、小説版もありえたかもしれない未来のかたち(パラレルワールド)といえるのではないか。(要は、3巻の後半からは、アニメとは全く別の道筋をたどっているので、アニメ視聴済みでも十分楽しめます)2021/09/08
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