ホーム社<br> こじらせ美術館

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ホーム社
こじらせ美術館

  • 著者名:ナカムラクニオ【著】
  • 価格 ¥1,782(本体¥1,620)
  • 集英社(2021/06発売)
  • ポイント 16pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784834253467

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内容説明

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ゴッホ、ムンク、シーレ、バスキア、フリーダ・カーロなど、巨匠たちのダメ人間エピソードと作品の秘密を、代表作やキーアイテムのイラスト、チャート図など視覚的要素満載でわかりやすく解説する。荻窪の「6次元」主宰、アートディレクター、金継ぎ師として活躍する著者による、美術鑑賞がもっと楽しくなる美術ネタ帳。

目次

はじめに
こじらせ人物相関図
溢れる情熱と人間不信 ゴッホ
絶望の美男子 ムンク
恋多き世紀末のダメ男 クリムト
女性遍歴を芸術に変えた男 ピカソ
破天荒な妄想系男子 シーレ
「野蛮人」になりたかった現実逃避男 ゴーギャン
超絶技巧の反逆児 カラヴァッジョ
爆発する女神に育てられた奇才 ダリ
つながった眉毛は自由な小鳥 カーロ
呪われた酔っ払い モディリアーニ
消えなかった父の呪縛 マグリット
美術史上最も愛されるジャンキー バスキア
こじらせ名画館
あとがき

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

鉄之助

247
著者は元TVディレクターで、現在はブックカフェをやりながら、依頼されれば美術館でトークショーを開催。芸術家の”人物相関図”を描いて解説するのが評判をよんでいるという。「美術史は芸術家たちの”偉大なるこじらせ”から生まれた」。人生におけるややこしい出来事、が傑作を生む! ピカソの「女性遍歴を芸術に変えた」生き様が、超面白かった。本書の冒頭に掲げられた、相関図も楽しい。元恋人と本妻の関係から恋のさや当て、親友、ライバル、師弟関係などが、直線・点線・渦巻線など様々な線で表現され、人間関係が一目でわかる好著。2021/06/14

けんとまん1007

88
じっくり絵画を見る習慣はないのだが、さすがに、名前だけは知っている画家が多い。そんな画家の一面が、描かれていて興味が広がる。やはり、波乱万丈の人が多いと思ってしまうのだが、実際はどうなんだろう?しかし、そんな経験がそれぞれの画家の作品・画風に色濃く反映するのは、それだけのインパクトがあるのと、感性の凄さからかもしれない。2021/10/24

ひらちゃん

68
あまりの拗らせぶりに笑ってしまう。芸術家とは多くの感性を求めすぎ、尋常ではない人生しか送れないのか。多くの拗らせ芸術家にミューズが存在するのも特徴的。破廉恥とも思えるほどの奔放ぶりに空いた口も塞がらず。イラストとともに楽しんだ。2021/08/05

tulip

51
激しい嵐のような人生を送った画家たちのエピソードが並ぶ。素晴らしい芸術作品が生まれた背景には、数々の愛憎劇が。気楽に読める一冊だが、なかなかの濃さがある。面白かった。2021/09/19

野のこ

48
やーーこじらせてんな!ってドン引きする画家さんから、不幸が重なってこれは精神的にこじれちゃうよって画家さんもいて不幸がゆえの大作も生まれたりして複雑な気持ちになりました。タイトルを見て、こじらせ王子と言って恋愛になると途端にこじらせちゃう友達が片想いしている美術の先生がいることを思い出しました。2022/04/21

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