ホーム社<br> こじらせ恋愛美術館

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ホーム社
こじらせ恋愛美術館

  • 著者名:ナカムラクニオ【著】
  • 価格 ¥1,980(本体¥1,800)
  • 集英社(2023/06発売)
  • ポイント 18pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784834253726

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内容説明

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カミーユとロダン、ダ・ヴィンチ、ローランサン、ジョージア・オキーフ、ロートレック、フジタ、ポロック、モネ、ミケランジェロ……みんな愛しきダメ恋愛! 美術界の巨匠たちの「こじらせ」恋愛エピソードと作品の秘密を、代表作やキーアイテムのイラストなど、視覚的要素満載でわかりやすく解説する。美術鑑賞が100倍楽しくなるおとなの教科書、人気シリーズ第2弾。

目次

はじめに――〈こじらせ〉という名の再生可能エネルギー
こじらせ恋愛診断
カミーユ・クローデル ロダンを創り、ロダンに破壊された悲劇の彫刻家
レオナルド・ダ・ヴィンチ 美意識過剰な天才は巻き毛がお好き
マリー・ローランサン パステルカラーの華麗なる恋の女王
ジョージア・オキーフ 砂漠と結婚した女神
アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック フランス版「好色一代男」
藤田嗣治 寝取られフジタの乳白色の人生
ジャクソン・ポロック 酒とスピードと強すぎる三人の女
クロード・モネ 奇妙な大家族を背負って
ミケランジェロ・ブオナローティ 手先は器用、恋には不器用
アルベルト・ジャコメッティ 妻の恋人は僕の恋人
こじらせ恋愛美術界相関図
こじらせモテモテ画家の系譜
こじらせすぎ恋愛画家の系譜
おわりに――いのち短し、恋せよ芸術家
こじらせ美術館ブックガイド

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

冬佳彰

9
面白かった。有名な画家や彫刻家の人生での恋愛事情、それがどのように創作に影響したか、などを書いた本。カミーユ・クローデル、ダ・ヴィンチ、ローランサン、ミケランジェロなど10人。いやー、皆、自由というのか不自由というのか、波乱万丈だなー。その体力を尊敬するが、真似はしたくないな、疲れそうなんでってのが、俺の凡庸なところか。しかし、こういう切り口から美術史を見るのも、それはそれで面白いもんだな。一人のモデルに群がる人間模様みたいに。この「こじらせ」はシリーズになっていくんだろうな、楽しみである。2023/09/14

紀梨香

6
カミーユ・クローデルの報われなさに震える。モンパルナスのキキ、アルマ・マーラー、シュザンヌ・ヴァラドン、ベルト・モリゾ、エフィ・グレイ、アンリ・マティスそれぞれを中心とした相関図が面白かったです。2023/09/08

氷菓子

4
同性愛、年の差婚、生涯独身も「こじらせ」に入れられてしまうと、身分も年も近い者同士が結婚して浮気も一切せず生涯添い遂げた人しか「こじらせてない」ことになるのかな。そうなるとこじらせてない芸術家で大物なんていなさそう。著者の想像の部分も結構ありそうなので、ゴシップ誌を読むくらいの軽い気持ちで読む分にはいいのかもしれない。2023/08/11

むさみか

3
人物も作品も ナカムラクニオさんの イラストで描かれていて とてもよく特徴は出てるんですが やはり癖はあるので  好き嫌いがあったり いまいちピンとこないものもありますが そこは深追いしていくのが 楽しみって言うことですね とても簡素な解説本なんですが 特徴を抑えていて 面白い本でした 2023/10/25

kaz

1
面白いが、どこまで裏付けをとっているのか、著者の妄想で話を展開させているのではないかと、ちょっと疑問がある。話半分で読んでおいた方が良いかと思う。図書館の内容紹介は『ダ・ヴィンチ、ロートレック、ロダンとカミーユ・クローデルなど、美術界の巨匠たちの「こじらせた恋愛」に注目し、その素顔や名作誕生の背景を、豊富なイラストとともに解説する。人物相関図やタイプ別画家の系譜なども収録』。 2023/08/07

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