内容説明
三宅雪嶺は「明治維新後」の思想を代表する。三宅雪嶺は1860年生まれ、1945年没。明治維新から第二次大戦までを生きた哲学者、歴史家、ジャーナリスト。「国粋主義」を標榜した言論雑誌「日本人」の創刊で知られ、『真善美日本人』『偽悪醜日本人』ほか膨大な著作を残した。雪嶺の「国粋保存」は保守反動思想ではない。雪嶺の哲学は、旧物保存の正反対、開明社会の知識思想から生まれた宇宙論、人類論、社会論などで構成される百科全書的で、広大な思想体系である。雪嶺の魅力は、これまた膨大な歴史論、人物論、人生論にもある。司馬史観の源泉は雪嶺にあり。満州事変以降、「晩節を汚して」しまった雪嶺について、それはなぜ? を問う。
-
- 電子書籍
- 猫耳メイドと少年王子【分冊版】 10 …
-
- 電子書籍
- エメラルドに食べられたい(1)【電子限…
-
- 電子書籍
- ホリデイラブ ~夫婦間恋愛~【分冊版】…
-
- 電子書籍
- Under4002015年3月号
-
- 電子書籍
- うちのパパが言うことには 角川文庫