内容説明
お茶を仕入れ、販売していた楢橋鈴(リン)は、ある日買い付けの旅の帰りに異世界へと転移してしまう。転移した先は、精霊の加護のある世界で、聖域に転移してしまったリンは、自覚が無いままに水・風・火・土の四大精霊から加護を受ける。四大精霊すべての加護を持つ者はごくわずか。精霊術師の中では『賢者』と呼ばれる存在であった。
賢者であるライアンに保護されることとなったリンは、精霊の力と現代知識を使い、様々な精霊道具やアイテムを生み出していく。そんな彼女の発想や活躍ぶりは、ライアンたちをたびたび驚かせ、次第にリンは『賢者見習い』として認知されていき――。
「全く、精霊は君に甘い」「私、賢者見習いじゃなくてお茶屋さんなんですけど……」
いつか再びお茶屋さんをはじめるその日を夢見て――精霊に愛された賢者見習いの、心豊かな異世界暮らし、はじまります。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
T
12
お茶屋さんを営むリンは、突如転移した異世界で賢者のライアンに保護される。異世界の四大精霊から加護を受けたリンは、精霊の力と現代知識で様々な現代アイテムを生み出し、賢者見習いとして認知されていく。賢者見習いなお茶屋さんの異世界生活、開幕。突如異世界に転移したリン。途方に暮れ、慣れない生活に戸惑いつつも前を向いて生活するリンや彼女を温かく見守る周囲の人たちの優しさに溢れた空気が良かったです。精霊に愛されたリンが、これからこの世界でどう過ごしていくのか楽しみです。2021/07/17
スプリント
10
お茶屋さんの異世界転生モノ。 お茶の知識がどこまで活かせるのか興味がありましたが お茶だけでなく道具などの知識も発揮して異世界で活躍していきます。 2024/08/18
りんりん
4
★★★★☆2021/12/11
fap
3
おしゃれ用語がわからない。 それはさておき、お茶屋さんの行動を超えている。 異世界物でブラシを発明するパターンは初めて見た。 おしゃれ道具を作る側も使う側も健全に広がりそうで何より。 就職難も解消されそうである。 2021/12/05
菊地
2
「お茶屋さん」という要素をどのように生かしているのか、という興味で手に取ったので、「お茶屋さん」という設定がまるで生かされていない本書の内容は期待外れだったとしか言いようがないです。2022/02/06
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