出版社内容情報
人気〈白バイガール〉シリーズ最新刊!神奈川県警の白バイ隊員・本田木乃美は、交通捜査課の捜査員と事件の解明に奔走するが…。
内容説明
公道でマシンの限界まで飛ばす「最高速アタック」動画の投稿者を捜査するなか、不審なひき逃げ事件が発生!神奈川県警の白バイ隊員・本田木乃美は、後輩白バイ隊員・鈴木に手を焼きつつも彼が容疑者の娘に肩入れしていることに気づく。疾走感満点の展開と、心打たれる家族の絆に、最高速で一気読み間違いなし!笑って泣ける青春ミステリー。
著者等紹介
佐藤青南[サトウセイナン]
1975年長崎生まれ。「ある少女にまつわる殺人の告白」で第9回『このミステリーがすごい!』大賞優秀賞を受賞し、2011年同作でデビュー。2016年『白バイガール』で第2回神奈川本大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しんたろー
202
楽しみにしていたシリーズ4作目…少々拍子抜けに感じたのは勝手にハードルを上げていた私のせいか?最高速アタックの動画アップやSNSの功罪など昨今のネタを盛り込んで楽しませてくれるが、前3作のような緊迫のバイクアクションシーンがないのが物足りない理由かも知れない。生意気な新人を使って、木乃美の成長ぶりと潤たちとの絆ぶりを描いてあるのは嬉しいが、核になるべき事件が弱く感じたのも残念。メンバー個々のキャラクターは確立されているし、安心して読める好きなシリーズだけに、次作はパワーアップして帰ってくることを祈りたい。2019/06/17
おしゃべりメガネ
141
シリーズ第4弾です。レギュラーメンバーはほぼ確定しているので、ある意味安心して読み進めていけます。そんなレギュラー陣の中に若手の「鈴木」が加わりますが、正直イマイチ彼のキャラに馴染めず、しばらく読むのに苦戦しました。常に生意気で反抗的な態度をとる彼に周りはやきもきするばかり。きっと何かしら理由があるんだろうなぁと思いつつ、違和感だけが残ってしまいます。マンネリではありませんが、最初の頃に読んだドキドキ&わくわく感はちょっと弱まってしまってるかなと。とは言いながらもこの先が気になるシリーズなのも確かです。2020/12/07
ダイ@2019.11.2~一時休止
95
白バイガールその4。新キャラの後輩が良いところと悪いところがあり、イライラしたり見直したり。このラストならいよいよ・・・。2019/04/25
☆よいこ
86
白バイガール④梶さんが交通捜査課に移動になり、新人の鈴木君が入ってきた。テクニック重視で効率重視正義感強めの鈴木は、木乃実を甘く見ている。潤は自分の昔の姿を見るようでイラついている。交通機動隊は交通捜査課と協力して、SNSに拡散した、一般道を時速150キロ以上のスピードで爆走するライダー視点の動画の調査を始める。▽安定した面白さ。今回も白熱した逮捕劇が見ごたえあり。2020/07/22
mint☆
82
シリーズ第4弾。新たに嫌な奴全開の新人鈴木が加わった。最高速アタックと呼ばれる投稿動画から次々と事件が…と疾走感のあるストーリーで一気読み。鈴木と木乃美が石黒から話を聞くシーン、まさに北風と太陽。私も話すなら木乃美がいい。潤や木乃美が成長していて嬉しい。次作も楽しみ。2019/06/23
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