集英社文庫<br> 漂砂の塔 上

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集英社文庫
漂砂の塔 上

  • 著者名:大沢在昌【著】
  • 価格 ¥880(本体¥800)
  • 集英社(2021/06発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784087442588

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内容説明

雪と氷に閉ざされた北方領土の離島・春勇留(はるゆり)島、ロシア名はオロボ島。日中露合弁のレアアース生産会社の日本人技術者が、両目を抉り取られた死体となって発見された。国際問題に発展しかねない重要事件として、捜査権が及ばないこの島に送られたのは、ロシア系クォーターで語学が堪能な警視庁の石上だった。極限状態で信じられるのは誰なのか。三ヵ国の思惑が交錯し、果てしなき欲望が渦巻く!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

エピファネイア

24
大沢在昌さんのノンシリーズの作品。単行本で650頁というボリュームに二の足を踏んで文庫化を待って手に取った。舞台は歯舞諸島にある架空の島。日中露が合弁会社を作ってレアメタルの採掘を行っている。日本企業から派遣された社員が赴任後すぐに眼球をえぐられた状態で死体で見つかるという事件が発生。捜査権が及ばないこの島に事件解決のために派遣されたのはロシア語と中国語ができるロシア系クォーターの石上。まだ上巻だがスピーディーな展開で面白い。誰が味方で誰が敵なのか。被害者の死の背後にある島が抱える秘密とは。下巻も楽しみ。2021/10/24

やっちゃん

14
これは面白い。北方領土って近いけど謎めいた舞台も良い。こんな閉鎖的な職場も一度は経験してみたいな。続きが気になり一気に読み終えそう。2022/03/30

ココロココ

14
感想は下巻読了後。2021/07/08

てぃと

11
北方領土を舞台にした殺人事件の捜査というストーリーに惹かれます。読み進めるうちに、真っ当と思われる登場人物らも、皆それぞれ何やら裏がありそうな気がしてきた……。どのような結末になるのか気になりながら下巻へ突入。2021/10/20

ジュンコ

10
どきどきの展開。下巻へ。2021/07/25

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