内容説明
歴史に燦然と輝き続ける名工・中井家の物語。安土城、大坂城、二条城、知恩院、江戸城、御所……飛鳥の法隆寺建築より、名だたる城郭や寺社建築を一手に引き受けてきた棟梁一族・中井家。
そして龍彫刻の分流・中井権次一統。千年に亘って光り輝く建物に込められた、職人たちの誇りと精神の系譜。
感想・レビュー
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アニータ
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神社仏閣の沿革などが多く書かれていたため、苦戦しました。「殿さま大工」なのに、最初に登場してきた人物は明治維新後の中井役所の第10代で、?マーク。読むうちに殿さま大工の意味がわかってきましたが。興味深い話でしたが難しかったです。戦乱期から復興にむけた時期かなり多忙だったということ、時の権力者とも相応の関係があったのだなということを知りました。余談ですが、誤記を発見(p199 四代将軍綱吉⇒家綱、p269 栄音⇒君音)。最近の図書、誤記が目につきます。校正作業が十分ではないのでしょうかね。2021/04/06