内容説明
遊郭のガイドブックだった「吉原細見」はなぜ大ヒットしたのか?
越後屋はなぜ番傘をタダで配るのか?
豊島屋はなぜ酒を原価で提供できたのか?
江戸にいた12人の天才起業家たちが編み出した「400年前なのに最先端」のマーケティング戦略を1冊に集約!
ドラッカーはかつて「マーケティングは三井家によって発明された」と書きました。
現代、世界を席巻するビジネスモデルの原型はすでに江戸にありました。シェアリングエコノミー、信用経済、デザイン経営、サブスクリプション、コト消費、ビジョナリー経営――商売の本質は今も昔も不変。
現代の最先端マーケティングを先取りしていた古くて新しいビジネスモデルを『一行バカ売れ』著者が徹底網羅。
「ストーリーブランディング」の紀伊國屋文左衛門、「価格戦略」のにんべん 六代目髙津伊兵衛、「産地ブランディング」の山本山 五代目山本嘉兵衛ほか、図解でわかりやすく50の『江戸式マーケ』を解説します。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
くぅ
38
パートでもボーナスを頂けるみたい。で、久方ぶりに目標設定のシートを書かされたり、チェック項目を確認したりしました。パートだからもうやらんでいい♪と思ってたのに⤵︎あんまり好きじゃないのよ、査定シートみたいなやつ。意識低い系だから目標にむけて頑張るタイプじゃないし(汗)けどチェック項目に本を○冊読む!みたいなのが最初からあった♡(←これなら楽にクリアできる♡)せっかくだからマーケティングの本とか読めばいいんでしょ?でも専門書はマジ勘弁、興味ないし…で、こちら読みました。当たり!普通に読み物として楽しかった!2021/12/07
奈良 楓
14
【良かった】読友さんの履歴から読みました。とても読みやすいので、中高校生くらいが経営と江戸時代というものに興味を持つためにいい本と思います。2022/05/15
DAIWAMAN6
9
面白そうなタイトルに惹かれて購入。三越、大丸、西川、にんべん等の創業200年超の日老舗企業の創業者たちが行った革新的なマーケティング戦略が紹介されています。かの経学者のピーター・ドラッカーも「マーケティングは1650年頃、日本で三井家の始祖によって発明された。」と絶賛したそうで、今では馴染みのあるマーケティング・ブランディング戦略の起源が分かりやすく説明されていました。マーケティングが専門でない私でもサクサク読み進められました。2021/08/13
ただの晴れ女
5
もっと知りたい、三越。もっと行きたい、日本橋。 三越の現金掛け値なしは有名だったけど、傘貸し+広告ってよく考えたなぁと面白い。 河村瑞賢が、木材買い付けのために作った、文字通り子どもだましのおもちゃのエピソードが面白すぎる。 あと「物語」に惹かれる人は世の中もっともっと多いんだろうなぁ‥。(個人的には立派な物語でも、機能と価格を冷静に見たいが) 2022/02/19
読書国の仮住まい
3
『三井越後屋』三井高利、マーケティングの元祖。 『耕書堂』蔦屋重三郎、本格的コンテンツ・マーケティング。 『顧客信用ビジネスの確立』富山藩主前田正甫と越中富山の薬売り。 『大丸』下村彦左衛門正啓、ビジョナリーカンパニー。 『ソーシャルビジネスの祖』材木商川村瑞賢。 『豊島屋酒店』豊島屋十右衛門、原価販売ビジネス。 『西川屋山形屋』二代目西川甚五郎、デザイン経営。 『山本山』五代目山本嘉兵衛。 『にんべん』六代目高津伊兵衛。 『紀伊國屋』文左衛門。 『そろばん大名』佐賀藩鍋島直正。 『シニア起業』伊能忠敬。2022/01/27
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