スポーツまちづくりの教科書

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スポーツまちづくりの教科書

  • 著者名:松橋崇史/高岡敦史
  • 価格 ¥2,200(本体¥2,000)
  • 青弓社(2021/06発売)
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  • ISBN:9784787234469

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内容説明

人口減少や地方経済の疲弊が叫ばれるなか、2019年のラグビーワールドカップや20年の東京オリンピックなどが火付け役になり、スポーツによる地域活性化や経済振興が注目を集めて、各地で試行錯誤がおこなわれている。

しかし、スポーツでどう「まちづくり」をおこなうかは体系的に整備されておらず、混乱している地域住民や行政・NPOの担当者も多い。

(1)スポーツまちづくりの基盤となるイベント・アスリート・クラブ・施設などの育成・整備、(2)体制・ネットワークづくり、(3)継続可能な事業性という3点から全国のスポーツまちづくりの事例を整理して紹介する。成功している点や苦労している点を説明して、それぞれの現場でどのように応用し、状況を改善するか、あるいはありがちな失敗の乗り越え方をレクチャーする。詳細なFAQや文献・資料紹介も充実。

目次

はじめに 高岡敦史

第1章 スポーツまちづくりの枠組み 松橋崇史
 1 スポーツまちづくり
 2 スポーツまちづくりCUBEの3要素
 3 スポーツまちづくりCUBEの見方と使い方
 4 スポーツまちづくりの出発点
 5 移行の方法とパターン
 6 本書の構成

第2章 地元企業・団体のエネルギーを生かす! 松橋崇史/笹生心太
 1 老舗企業が主導するスポーツまちづくり――新潟県三条市の事例 松橋崇史
  1 「鍛冶の町」三条と水害
  2 阪神ファーム戦の誘致
  3 ネットワークの広がりと大学野球次世代育成リーグの開催
  4 広がる活動とその支援者
  5 スポーツまちづくりの事業性を担保する自治体の理解
  6 老舗企業が主導するスポーツまちづくり
 2 地元密着型ボウリング場の挑戦――宮城県気仙沼市の事例 笹生心太
  1 気仙沼さくらボウルの歴史
  2 固定客の確保と事業性の向上
  3 ボウリング以外の事業による新たなネットワーク作り
  4 気仙沼さくらボウルのスポーツまちづくりの特徴

第3章 地元で盛んなスポーツを生かす! 岩月基洋/関根正敏
 1 常勝によってつくられた「バスケの街」を支えるまちづくり――秋田県能代市の事例 岩月基洋
  1 能代市と「バスケ」――圧倒的な強さを誇った能代工業バスケ部の存在
  2 市民のネットワーク形成を促進するための推進計画
  3 推進組織×助成制度×拠点施設による事業性の確保
  4 バスケの街づくりの推進状況を可視化する――成果と課題にみるスポーツインフラとしての可能性
  5 バスケの街づくりの今後の展望
 2 国際大会から波及した「自転車のまち」――栃木県宇都宮市の事例 関根正敏
  1 国際大会という既存資源を生かす
  2 「自転車のまち」の推進主体としてのプロチーム
  3 「自転車のまち」の進展に向けて
 ほか

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