内容説明
ナミヘビと称されるヘビの仲間は、世界中に分布し、およそ800種属するヘビのスタンダード的な存在。
おとなしいので飼育しやすく、美しい種、品種が多数揃うため、爬虫類では飼育者に人気のあるグループです。
本書は、世界に分布するおよそ3400種のヘビのうち、前作『ディスカバリーヘビ大図鑑 ボア・ニシキヘビ編』(いわゆる大蛇)で取り上げた以外の全てのヘビを対象にしています。
ペットとして国内外で広く愛されているコーンスネークや日本の代表的な種、アオダイショウなどが含まれるヘビたちです。
滑空するトビヘビや地中棲のパイプヘビ・ミミズのような外見をしたメクラヘビの仲間など生態も外見も多岐に渡り、有毒種であるコブラの仲間やウミヘビなども含まれます。
豊富な写真と共に種別ごとの解説はもちろん、進化や特徴・飼育・繁殖といった関連情報に加え、現在確認されているこの仲間の全種リストも巻末に付録。
さらに、ヘビにまつわるさまざまな話を散りばめ、多角的に彼らの魅力に迫ります。
目次
CHAPTER I ヘビとはどういう生きものか
CHAPTER II 世界のヘビ図鑑
CHAPTER III ヘビの飼育・繁殖
CHAPTER IV ヘビの分類表
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
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蛇はそんなに得意ではないが、図書館で配架されているのを見ると思わず手に取ってしまう。この本ではナミヘビと称される世界中に分布している約800種属するヘビや、大蛇(ボア・ニシキヘビ)以外のヘビについて紹介。2023/02/25
kaz
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同じ種類のヘビでも色は様々。爬虫類好きにはたまらないとは思うが、これだけあると最後はちょっと飽きてくる。図書館の内容紹介は『ヤスリヘビ上科、ナミヘビ上科、コブラ上科、メクラヘビ上科、ミズヘビ科、クサリヘビ科…。一般に大蛇(ボア・ニシキヘビ)と呼ばれるもの以外のヘビを対象に、分類、改良品種、生態・飼育・繁殖を写真とともに解説する』。 2021/09/04