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内容説明
同じように楽しんでいても上手に使える子とそうでない子がいるのはどうして?
WHO(世界保健機関)の国際疾病分類最新版ICD-11でゲームへの依存が病名として認められたことで注目を集めるようになったゲーム依存。近年はスマホでのゲームに依存する人が増え、より問題が複雑になってきています。
ゲーム・スマホ使用はそれ自体を止めることがとても難しいという点がほかの依存との違いです。
本書はゲーム・スマホ依存の基礎知識とともに、ゲーム・スマホ使用を適切にコントロールするためにご家庭でできること、依存状態から回復するための対処法を解説します。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ブルーツ・リー
4
今の世の中と言うのは、大人から子供まで、殆どの人がスマホ漬けの状況。 これでは当然依存症は増える。 特に子供に、ルール付けもせず、無制限にスマホを使っていいよ。という事になったら、四六時中ネットゲームや動画ばかり見る事になってしまうだろう。 それが嵩じて、依存症。という所まで行ってしまう人が多いのも、当然だろう。 本書では、リアルが上手く行かなくても、ネットに逃げるのではなくて、リアルが辛くても、乗り越える経験も必要。 と書かれている辺り、援助する一方で、自助努力も必要との考え方は、至極健全だと思った。2023/02/16
ばしこ♪
3
スマホ依存は子どもだけの問題ではない。依存を依存と認められるところからが、スタートです。子どもは当然分からない。スマホより楽しいことを教えられるかどうかが親の仕事かな。2023/06/10
ねころじ
2
3歳の娘がゲームにハマりかけているため。時間を決めよう。渡さないようにしよう。娘というより四六時中ゲームしてる夫のゲーム依存が心配になった。2022/07/02
Takumi
2
子どもを対象に書かれてありますが、大人にも十分当てはまる内容です。スマホ=時間泥棒にならないよう意識的に考えていくための入門書と言ってもいい一冊。一人でスマホと向き合えれないなら、誰かと一緒に向き合っていける関係性が問われていると思いました。2021/05/13
はみ
0
自分がネット依存になっていることに気付かされた本。子供との約束を考える前にまず、自分の行動を正そうと思わせてくれた一冊。枕元で充電しないようにしたら、毎日の生活にメリハリがついた! あの、依存症の治療で有名な久里浜医療センターの先生が書いているということで、さすがの知識と説得力。スマホ依存はアルコール依存などとは違って生活に密着すぎて依存のもとを経つのが難しいのが治療が進まないポイントだなと思った。 依存になる前の大前提の自己肯定感を、こどもたちにしっかり育んでいきたい。2023/02/06