ダム撤去への道―川に自由を。未来の子どもたちに“緑のダム”を手渡そう。

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  • サイズ B6判/ページ数 237p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784487799640
  • NDC分類 517.7
  • Cコード C0036

内容説明

「川の国」の美しい川を取り戻す時がきた。森が海をはぐくみ、海が森に栄養を与えていたこともわかった。ヘドロや砂がたまったダムを撤去し、川のダイナミズムを甦らせよう。近代百年の河川政策にあやまりがあったと、世界で明らかになっている。川に自由を。未来の子どもたちに“緑のダム”を手渡そう。

目次

第1章 川と日本人―ダムの功罪(「緑のダム構想」;「脱ダム宣言」)
第2章 “脱ダム”は、世界の潮流から日本の潮流へ(カナダには本物の“自然再生事業”がある;アメリカが歩んだ“ダム撤去”への道 ほか)
第3章 ダム撤去候補ワースト4(長良川河口堰―「巨大な愚行」;出し平ダム―海を殺すダム排砂 ほか)
第4章 ダムはどうしたら撤去できるか

著者等紹介

天野礼子[アマノレイコ]
アウトドアライター。1953年、京都市生まれ。同志社大学卒。国内外の川、湖、海を釣り歩き、文学の師である開高健より「日本初の女性アウトドアライター」の名を与えられる。1988年「長良川河口堰建設に反対する会」を結成。全国の川を守る運動に火をつけた。1992年より「公共事業チェックを求めるNGOの会」代表

五十嵐敬喜[イガラシタカヨシ]
法政大学法学部教授。1944年、山形県生まれ。早稲田大学卒。弁護士として不当な都市計画や建築に対して闘うことで「日照権」を確立。また、不可解な公共事業のあり方を批判し、“公共事業見直し”の流れをつくった
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