だんだらごはん（７）

著者名：殿ヶ谷美由記【著】

講談社（2021/05発売）

• ISBN：9784065233603

内容説明

「新選組」という新たな名を拝命し、順調に活躍の場を広げる斎藤たち。しかし、仲間の中には複雑な想いを抱える者もいた…。京の町には再び長州派の人間が入り込み、不穏な噂も飛び交う中、ついに新選組は避けられない戦いの日を迎えるーー。「悲しい時も、嬉しい時も、ごはんを食べて、君と生きる――」ごはんを通して新選組を描く、切なくて眩しい青春ストーリー。ドラマCD大好評発売中！CAST　 斎藤一：梶裕貴 沖田総司：花江夏樹 土方歳三：佐藤拓也 近藤勇：置鮎龍太郎 永倉新八：斉藤壮馬 山南敬助：近藤 隆 原田左之助：小野友樹 藤堂平助：島﨑信長 井上源三郎：竹本英史 （販売：フロンティアワークス）

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Die-Go]

そして、池田屋前夜それぞれの思惑の中で粛々と進んでいく。おまけマンガも良い。 ★★★★☆

2023/06/25

[LUNE MER]

芹沢粛清後の新選組、土方と山南の確執も生じ始め、刻はいよいよ池田屋事件へ。どんな池田屋が描かれるのかな。

2021/06/27

[かなっち]

可愛い絵と美味しそうなご飯とは裏腹に、物語はドンドンきな臭い展開に向かってます。時代の流れや考え方の違いに同じ隊内でも上手くいかないのに、尊王攘夷の長州藩ともぶつかって。そして、とうとうキモとなる『池田谷事件』が起こるのかと思うと、ドキドキも最高潮になるというものです。なので余計に、番外編ではホッコリして癒されました。それはさておき、江戸時代の『いちご』については初めて知って感心し、『そばがき』の由来には作ってみたくなりましたね。『おいしい浮世絵展』が楽しそうで、地元でもやってほしいと思っちゃいました。

2022/03/12

[チョコろん]

例の事件を目前に終幕。色々な作家が描いてきたシーンだから、本作がどのような表現をするのか今から楽しみ。無欲で迷いなく、裏を返せば信念のなかった沖田が悩みに突入。今までで一番人間らしい展開と思ったよ。仲間思いなのはいいけど、自分の考えのない生き方だったよ、今までは。そこを真正面から突いてくる斎藤は良い友達なんでしょう。日常パートは笑えるシーンもあるけど、全体的に重めでしたね。長州藩の要人も出てきて、物語も佳境に入ってきた感じ。本編がシリアスな分、宣伝漫画と番外編の気楽さは良かった。展示会行きたかったなー。

2021/05/23

[矢絣]

緊迫した空気の中、ごはんの描写でなごむ。「いちご」事情が知らなくてへ～と思った。番外編の学パロがほのぼのしすぎて平和で、こっちの世界ずっと見ていたい…。

2021/08/27