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内容説明
火事で住居を失った28歳のフリーカメラマン・片爪亜生。引っ越しを余儀なくされた彼女が次に住むと決めた場所はドイツで…? 仕事も大志もない、だけどフラリと海外移住。ケバブはトルコでなくドイツ発祥? 一般家庭クーラー普及率3パーセントのドイツで猛暑を越す!? 風邪を引いても薬がもらえない! 自然治癒の国での風邪の治し方は…?? などなどドイツでの日本人の生活と美味しいごはん事情が盛りだくさん、読めば海外生活気分を味わえます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
shikada
14
ひょんなことにドイツ・ベルリンに移住したフリーのカメラマンの生活の話。ミネラルウォーターよりビールが安いとか、クーラーは全然普及してないけど食洗機は普及してるとか、飲食店でビールのグラスに線が入ってそれより多く注がないといけない法律があるとか、ケバブがお手頃で美味しいとか、そういうディテールの部分がおもしろい！あとやっぱ在留邦人どうしのネットワークが心強いな…最初から1人で全部やろうとしたらハードモードすぎる2024/03/03
半熟タマゴ＠コミック
4
火事で全てを失ったフリーカメラマンの亜生は友達の話を聞いてドイツに住むことに…。シェアメイトがシュノーケルを付けて現れるというなかなかの曲者だったけれど、いざ共同生活が始まったら自然な距離感で、亜生と莉加の2人の関係が良かったですね。日本ではあまり見かけない食材を使って日本人好みの料理を作るの楽しそう。2022/11/29
あらい/にったのひと
2
靴下ぬぎ子さんの本だ！ やはり前回のあとがきは人気だったのだなあ、笑 7話とかやはり上手い漫画家でありますなあ、と感心してしまった。前作と同じく、なんかどこかに切羽詰まってる感があって私は好きです。ベルリンも1回は行ってみたいなー。2021/06/24
紫
2
思えば遠くにオブスクラ。タイトルの音とリズム感が良い。最近は旅に出れないのでなおさら外国在住の方のエッセイや漫画を読んでいるが、プラハ城の階段のシーンはまさに自分も行った景色。感動。あそこでスマホを落として傷が付いたのに、なぜか特別な気がしておっしゃ！って思った記憶がある。近くのお店で一所懸命英語で質問したりしたなあ。2021/06/17
やっしー
1
20代フリーカメラマン、ある出来事を機として「次住むのヨーロッパにしようかな」と。 ん。異文化と接するのは面白いですよね。コミュニケーション。 どこでも食べることは大切だなぁ。 人物のエピソードも良い感じです。2022/09/24
