内容説明
ある日路上で倒れたままの小鳥を見つけたテル。どうしたものかと顔を上げると、電柱に動物病院の緊急連絡先がありました。颯爽と駆けつけてくれたのは動物病院のドクター・カーに乗った若き獣医タロー先生でした。先生との交流を通じて動物とふれあい、働くことについても考えていきます。生きとし生きるものへの愛と楽しさがあふれる物語!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
☆よいこ
37
児童書。小学4年生の小坂井輝(こさかいてる)は道に落ちている小鳥を見つけて、目についた動物病院の看板に書いてあった電話番号に電話をかけた。すぐに[タマル・アニマル・ホスピタル]のドクターカーに乗った若い獣医、犬吠埼太郎(いぬぼうざきたろう)がやってきた。知り合った二人は意気投合し友人になる。動物好きな少年と若い獣医の交流。▽かわいいイラストと装丁で小学校低学年におすすめ。近所の人や同級生など登場人物が多めで、わちゃわちゃしてるけど、明るくて勉強熱心なテルくんがタロー先生を尊敬してついて回るのが可愛い。2018/09/11
どら母 学校図書館を考える
17
これは、面白い❗️設定も自然。 お仕事本としても、素敵だ。 特に押してないのに、先日、貸し出し始まったら、出払った。ちょうど、戻ってきたのを読んでみた。2018/05/01
おはなし会 芽ぶっく
8
子どもたちの好きな動物、聞きなれないドクターカーという存在、タイトルだけで興味をそそられるだろう。近郊の図書館にしかなかったので、地元にもリクエストしよう。シリーズ。2018/12/16
HNYYS
6
図書館本。ドクターカーという言葉に惹かれて借りました。動物を飼う、動物と常に向き合うことの大切さを分かりやすく説いていました。もっと獣医について知りたくなりました。2020/03/11
颯奏
4
二十四時間駆けつけますな動物病院の先生と小学生の男の子の交流がほのぼのと心にやさしいお話。犬との接し方の注意点なんかもあってお話を楽しみながら気づけるところがあったり、読書初心者な男の子にオススメなんじゃないかなあと思いました。2015/03/27