内容説明
岡っ引の弥平次が営む柳橋の船宿「笹舟」。その笹舟に出入りする廻り髪結のおゆりは、かつての許嫁の御家人島崎清之助に付き纏われていた。おゆりの窮状を見かねた弥平次は、笹舟におゆりを匿い、おゆりから島崎を遠ざけようと試みるが……。人気シリーズの続編が書き下ろしで復活! 待望の書き下ろし最新刊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とし
120
柳橋の弥平次捕物噺「愚か者」6巻。「秋山久蔵御用控」シリーズで必ず登場するので違和感はないが、柳橋の弥平次シリーズ久しぶりなのでは、例繰方でなんと半兵衛さんが登場もっと登場させてほしいですね。一話ごとに二行ほどのつぶやき(弥平次さんかな?)以前からあったかな?次巻も期待です。2015/06/29
真理そら
20
例繰方の半兵衛さんが登場して嬉しかった。こんなところで音吉が登場したりとか…あれこれ楽しく読めた。2018/12/09
いつでも母さん
13
久しぶりの弥平次一家!待っていたわぁ。しかも今回は知らん顔の半兵衛さんがカメオ出演なんて、とても嬉しい~藤井作家、これからも、半兵衛さん、出してほしいです。本編は・・いつもながら皆、いい仕事してます。今からお糸の婿は誰?とか親分が引退したら・・とか長屋のオバちゃん並の心配をしている私です。2015/01/19
かえる
4
なんと言っても、知らん顔の半兵衛さんの再登場が嬉しかった。同心をやめてなくてほっとした。勤める部署が違えども、惜しんで引き止めてくれるのは人柄と実績があってこそだなぁ。今回は懐かしい名前がでてきたり、若い勇次の出番が多かったりと、時の流れのようなものを感じました。音吉、下っ引きになったりしないかなと思ったけど、さすがにないか。2015/06/16
goodchoice
4
数ある捕り物帳の中で、昨今ではこの弥平次シリーズが一番安定している様に感じる。登場人物も多いが、それぞれのキャラクターがしっかりしていて、楽しめる。長く続いて欲しい。2015/03/15
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