日本人の忘れもの3

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日本人の忘れもの3

  • 著者名:中西進【著】
  • 価格 ¥733(本体¥667)
  • ウェッジ(2021/04発売)
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  • ISBN:9784863100237

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内容説明

■万葉集研究の第一人者で文化功労者の著者が、日本人の置き去りにしてきた大切な「忘れもの」をテーマにして好評を得たエッセイ・シリーズの最終巻。
本書では、日本人の心の原点である「なつかしさ」や、小さいものを大切にする精神、情緒の創造性などについて軽やかに語りかける。ロングセラー「忘れもの」シリーズの文庫版完結! 解説は、哲学者で大阪大学総長等を歴任した鷲田清一氏。

[目次]
第1章 生きる
第2章 慈しむ
第3章 繋がる


<著者略歴>
中西進(なかにし・すすむ)
一般社団法人日本学基金理事長。文学博士、文化功労者。平成25年度文化勲章受章。日本文化、精神史の研究・評論活動で知られる。日本学士院賞、菊池寛賞、大佛次郎賞、読売文学賞、和辻哲郎文化賞ほか受賞多数。著書に『「旅ことば」の旅』、『文学の胎盤』、『万葉を旅する』、『中西進と読む「東海道中膝栗毛」』、『国家を築いたしなやかな日本知』、『日本人意思の力』、『情に生きる日本人』(以上ウェッジ)、『うたう天皇』、『楕円の江戸文化』(ともに白水社)、 『日本人の祈り こころの風景』(冨山房インターナショナル)、『こころの日本文化史』(岩波書店)、『ことばのこころ』(東京書籍)、『中西進著作集』(全36巻/四季社)ほか多数。


※この電子書籍は株式会社ウェッジが刊行した『日本人の忘れもの 3』(2018年12月7日 文庫版第4刷)に基づいて制作されました。
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ひよピパパ

10
なじみ深い言葉を軸に、含蓄のある文章で日本人とは何か、日本語とは何かを考えさせてくれる中西先生のエッセー集。 「じょうちょ」では大数学者岡潔が「日本人は情の人」だと名言しているのには驚きだった。「一番根源的なところに経験を作り上げるものとしての情が存在する人間」それが日本人なのだという。また、言葉については、「『はれ』と『け』」において「穢れ」とは「ケ(気)ガ(離)レ」のことで、良い気が少なく悪しき状況を言い、それを回復させるのが「禊ぎ」なのだと述べられる。とても勉強になる一書だ。2020/06/12

れいまん

2
ついに三冊目。新幹線グリーン車にあるウェッジ(今はひととき)に連載され大人気の中西先生のコラム 三も、大いなる言葉の知的刺激を受けた。 近代日本の建前主義、教条主義そして営営とした努力。それが人間の本音を忘れたものだったことに彼は静かなる怒りを抑えることは出来なかった 彼とは漱石。2021/08/05

はまい

1
娘さんの話がグッと来た。静かなる抗議。2018/10/07

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