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内容説明
2175年、ヒューマノイドも治す研修医・須堂光は、AIを診て、ヒトを見る。子供を授かり喜ぶ母親、電脳ウイルスに感染されたとされる少年、医療用ユニットに入り生き長らえるAIを嫌う頑固な老人…。様々な患者と向き合う至極のストーリー5篇を収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
十二月の雀
12
「箱の中身は開けてみるまでわからない。それもまた事実だ。」AIの遺電子、待望の新連載。相変わらずの面白さに大変満足。一話目から切り込んだ内容で、つかみはバッチリといったところ!感触としては、「医療SF」というよりも、人間の問題というのは人間が起こすものでしかないというか、生きていく上で起こる摩擦、軋轢、差別、そして変化などを、未来を舞台にして現代に問いかけてくる。これぞSFって感じ。未来に対する悲観も楽観も、優しく抱きしめてる感じ。胡瓜氏の物語はそう感じる。2021/04/13
毎日が日曜日
7
★★★★ また始まった。嬉しい!!2021/04/11
みっち
5
無印→RQ→BAと続けて読むことで、確実に面白いと感じるストーリー。 よくあるロボット(ヒューマノイド)がいる世界の話なのだけど、話がリアルで面白い。2023/06/09
TaHi
5
近未来の世界では、人間とAI、さらにそれらの中間に分類されるヒューマノイドたちが社会を形成している。その中で、病院を舞台とした本作は、そもそもヒトとは何かを現在の医療問題やAIの負の側面の観点から問いかける。ヒトの心はヒト固有のものなのか。とても興味深いテーマを背景としたストーリー展開に引き込まれた。2021/08/22
Yappy!
5
新シリーズだ!このオムニバスは未来のことを想像している内容だけれど現在抱える課題にもつながるもので、この中で提起される問題や、マンガの中で過去人類が向き合ってきた概念などは、今私たちが考える話ということでケースを追いつつ大きな事も考えられます。 一部の人が考えることAI反対などいろいろ思う人はいますが、誰かの考えに委ねた未来は決して自分の未来が良いものになることはない、そうおもいつつまた楽しめそう!2021/04/17