内容説明
ある男女が永遠の友情を誓い合い、2年半の歳月が過ぎた頃――二人は今さら、互いへの恋心に気づき始めていた……!
散々積み上げてきた黒歴史から目を背け、「恋愛って何?」な態度を装い続ける悠宇と日葵、だったのだが――。
「悠宇。中間試験、全部白紙で出しちゃったの……?」
降って湧いた悠宇退学の危機! 加えて悠宇の初恋相手・凛音の「一番になるね」宣言に、学校での“you”の身バレと、そこから巻き起こる恋するリア充たちのフラワーアクセブームが、二人の心をさらなる混沌へ突き落とす!! 果たして恋と向き合った日葵は〈真の親友〉へ前進なるか?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
なっぱaaua
47
両片想いが親友という呪縛に拗れていくなぁ。日葵の「ほんとにアタシと付き合っちゃう?」とか、凛音の「わたしとひーちゃん、どっちにする?」なんて陰キャの主人公からしてみたら鼻血ブーものだけど、耐性が付いてきたのだろうか。それだけ冷静なのに、そこに悩むかぁ。日葵の「ブハーっ」というシーンも凛音のどストレートな告白もいいなぁ。羨ましいなぁ。最後は仲直り出来て良かったけど、次回予告が最強の魔王襲来って、登場人物の兄姉は特徴有り過ぎてどうなのよ。次巻は夏、どんなトラブルに巻き込まれるか、三角関係がどう進むか楽しみ。2021/04/11
よっち
46
永遠の友情を誓い合いながらも、互いへの恋心に気づき始めた二人。あくまで親友な態度を装い続ける悠宇と日葵に危機や変化が訪れる第二弾。降って湧いた悠宇退学の危機、悠宇の初恋相手・凛音の「一番になるね」宣言、学校でのyou身バレから起こる騒動と、二人をそのままではいさせてくれない状況が続く中、形にこだわって拗らせてゆくめんどうくさい二人の関係は、周囲からしたらやきもきしますよね…。本音でぶつかった凛音もその存在を主張しつつありますけど、それ以上に暗躍する親友や、彼らの兄姉たちがみんなほんとヤバい感じです(苦笑)2021/04/09
オセロ
43
友情の裏にある恋心に気付いた日葵と悠宇だったが、悠宇に様々な困難が立ち塞がる。中でもフラワーアクセ作り制作が困難になった問題はどうにもならず悠宇は日葵と意見が食い違い喧嘩してしまう。そんな悠宇に凛音が自分の本心を打ち明け悠宇に素直になるように促し、悠宇と日葵が本音でぶつかり合う場面は胸が熱くなりました。個人的に悠宇を健気に支える凛音と結ばれて欲しいところですが、何はともあれ波乱の予感がする次巻が楽しみです。2021/04/11
nishiyan
36
絶交の危機を乗り越えたものの、白紙回答の代償で追試地獄となった悠宇。日葵や凜音の協力で何とか道筋をつけるのだが、今度は降って湧いたように起こったフラワーアクセブームが二人に試練を与える本巻。前半は日葵優位で、このまま行けるかと思いきや、凜音の猛烈な追い上げには驚いた。悠宇と日葵がお互いの気持ちに蓋をして親友をやっているのに凜音が全てをさらけ出して悠宇に向き合っているのは愛おしくてとても好き。負の感情まで見せている彼女よりも日葵の方が小狡くみえてしまうのが面白い。そして次巻はあの姉が降臨。さてどうなるやら。2021/04/13
わゆ
35
1巻を経て、お互いに自分の恋心に気づき始めた親友同士の悠宇と日葵。だが、追試や自身のアクセサリーブランドの身バレで、悠宇が何度も窮地に立たされる。その中で原点となる親友関係と、自分がアクセサリーを作り続けてきた理由に到達するまでの終盤の流れが非常に見ごたえがあった。その傍で、悠宇の初恋相手の凛音が健気に立ち回り、三角関係の面白さや終盤の暗い展開に華を添える。読み応えや本作のテーマ、核心に力強く迫った1冊で、面白さは1巻を超えた印象。本人達以外に、本人の兄姉も大きく話に絡み、今後も楽しみな作品になった。2022/04/07
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