ゲッサン少年サンデーコミックス マチネとソワレ（９）

著者名：大須賀めぐみ【著】

小学館（2021/04発売）

• ISBN：9784098504954

内容説明

異世界・演劇兄弟バトル、最新刊！！

緊迫の一幕一場！！　ついに開演！！
『孤島の鬼』Ver．スチームパンク！！

誠と御幸、二人の三ツ谷がいよいよ同じ舞台で激突する！！
美しさと奇怪さが入り混じる異様な世界の中で、
役者達は「極限」の淵で何を見るのか！？

演劇兄弟対決、全話熱闘…！！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[さとみん]

「孤島の鬼」開幕。「葡萄畑への道程」との交互描写で小劇場と大劇場を梯子して観劇しているようで楽しい。しかし孤島はあの舞台と客席の近さであんな濃い芝居を観たら終劇後、ぐったりして帰ることになりそうだ。兄の「芝居のためならどんなことでも」が遺憾なく発揮されていて、誠の勝ち目がないどころか危なっかしさにハラハラする。だから勝ちたいと思ってる時点で負けてるよなあと改めて思う。予想より早く実現した兄弟共演で何を掴むのか、そもそもこの物語はどこまで行くのか。まずは孤島のクライマックスを見届けよう。

2021/04/16

[毎日が日曜日]

★★★★

2021/04/18

[ちゆ]

孤島の鬼 誠くんとみゆきくんが出てるの見たい 客席で見たい ハマると思う 孤島の鬼編が一番好きかも

2023/03/19

[hforA]

ほぼ一冊まるごと公演シーンなのもあって、グイグイ引き込まれていく感じが堪らない！このお芝居観たい！！ 色々気になるので、とりあえず今から演目原作「孤島の鬼」読んでみます。(芋づる式の沼)

2021/05/09

[真霜]

孤島の鬼、開幕。同じ期間・劇場で上演される葡萄畑の道程とのメジャーVSアングラ対決も、シーンが交互に描かれておりそこも面白いなとなりつつ、大きな要素である三ツ谷兄弟の演劇対決が見物だなと。しかしこの戦い、御幸の方はまた違う思惑があって……。シンプルな舞台セットに斬新なビジュアルと激しい小道具や展開に、原作は未読ですが孤島の鬼の世界観に自分も翻弄されました。そして御幸の強引な手引きによって芝居の純度をたかめ、役の諸戸に深く深く潜っていく誠。「人ならざるもの」のような御幸の存在感にも震えます。

2021/04/25