ハヤカワ文庫JA<br> 隷王戦記1 フルースィーヤの血盟

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ハヤカワ文庫JA
隷王戦記1 フルースィーヤの血盟

  • 著者名:森山光太郎【著】
  • 価格 ¥968(本体¥880)
  • 早川書房(2021/03発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 240pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784150314774

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内容説明

「降るか、滅びるか」――東方世界を血で染めた覇者エルジャムカは草原の民三十万余へ選択を迫った。次期族長アルディエルは民を護るため降り、剣士カイエンは想い人の神子フランを救うため抗うも敗れ去る。流れ着いた世界の中央、砂漠の都バアルベクで軍人奴隷となったカイエンはやがて、神授の力を行使する英雄たちと、彼らを擁する強大な諸国間の戦乱に身を投じていく……。壮大なる大河ファンタジー戦記、全3巻開幕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kou

33
懐かしさすら感じる骨太なファンタジー戦記。正直、最初は意味が分からない部分もあったが、気付いたら、この世界観に、のめり込んでいた。続きを早く読みたい!2021/06/16

kosmos

30
壮大な中東風ファンタジー。圧倒的な力の前に敗れ、遠い地で全てに絶望しながら軍人奴隷となったカイエン。騎士との演習で一目置かれたところから、彼の人生が再び動き始める。名前、地名、役職名…私にとってなじみのない音の言葉ばかりなのにするする読めて面白かった。登場人物も多いけど混乱しない。投げやりだったカイエンが少しずつ変わっていくのにわくわくした。まだまだ気になることが盛りだくさんで次巻が楽しみ!2021/05/21

虚と紅羽

22
ちょっと似た感じのゲームもしてたせいか世界観がお腹いっぱいだったけどようやく読了。この方の別作品よりずっと好み。滑り出しのハズレ感は同じだったけど。耐えに耐えて第三章炎の女神まで読むと途端楽しくなる。続きも読みます。 最後の最後で過去形になったのが完全に覚悟を決めてますね。フランルートは潰えたか? 二人の姫の対比。満たされた者、満たされぬ者。背負う者、背負わぬ者。民を愛す者、自分の大事なものだけを愛す者。希望を見る者、絶望に落ちた者。フランはそんな環境で育ってきたからこそ、これで精一杯だったんだろうな。2021/06/09

のれん

17
突っ込みどころは少々多いが非常に読みやすい。 心を操るといった能力がどの程度まで有効なのかとか、部隊損耗率五割とかどんな奴隷だよとか、言いたいことはポンポン出てくるが、各々の感情の動きは淀みがなく吸い込める。 特にカイエンの動きは変遷がありながらも、古代王道の王女を救うことにブレがないので、物語の骨子は固まっていて良い。 冒頭の語り、神話の下りなんかもワクワクする背景になっている。『指輪物語』を参考にしたという文章は戦記風でありつつ語り風も混じっており好み。 ファンタジー戦記として次巻を待ちます。2021/03/28

dorimusi

16
3部作でまとまるのかな?と思わされるなかなか骨太な戦記物。でも人を超える力出てくるけど。 世界史弱いというか履修してないので正直誰のことかわからないけど架空戦記物ともいえるみたい。アダムとイブの話しが神話としてあるのはわかるけどさ・・。 東方の草原で皆殺しになって奴隷になって中央に売られて、中央で騎士の持ってた力奪ってバアルベクの騎士になるところまで。3巻でまとまるかなぁ。ちっちゃくまとまらないことを祈る。とりあえず人は死にまくってるけど。2022/06/03

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