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内容説明
「本の怪談」の緑川聖司がおくる、図書室で出会う呪われた本を巡るホラー新シリーズ! 大樹は、いじめられていたクラスメイトをかばったことで、自分がいじめの対象に。ある日、図書室で見つけた「悪魔の本」を読み始めると、周囲でおかしなことが起こり始めるーー。大樹の周辺に現れる女の子、幼馴染、謎の青年、神主さんはそれぞれ秘密がありそうで、真実を言っているのは誰なのか、大樹は呪われた本から逃れられるのか! 電子書籍特典:『トム・ソーヤーの冒険』冒頭試し読み収録
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
へくとぱすかる
49
児童書とはいえ、ここまでひねりを効かせた作品は珍しい。大人が読んでも「うーん」と唸れる。そして怖い。ラストが近づくにつれて、どんどん怪奇さも、怖さも増していく。短くも印象的な、それ自体よくできた怪談がいくつも積み重なって、現実とシンクロしていく恐怖は、実際に読んでみれば、一層ひしひしと感じられるはず。ドキドキ感たっぷりで読み終わった。読んでいる途中で、怪談が盛り上がる書き方というものがあると気がついた。作者はこれを最大限に使って、最初の一冊にしてくれた。これがシリーズ開幕一作目なのだから、続きが楽しみだ。2023/10/27
なななお
22
緑川さん、ハズレなし!いつも面白いので、子どもたちにも大人気。『3分間ミステリー』で緑川さん作を読んだ子が、『本の怪談』シリーズにハマって何人も読んでます。スピンオフで『山岸良介』シリーズもハマってくれないかなぁと図書館から団体貸出して学級置きしていますが、気づいてくれるでしょうか?2021/06/23
みかん@道北民
5
図書館本。色名のついた本と同じような感じで、短い怪談がいくつも入った悪魔の本を主人公が読んでいる。でもその怪談と似たような事が、自分の周囲で起き始める。私的にはちょうどいい怖さだな〜。久我さんは毎回出てくるのかな? 2024/08/18
dotkawahagi_bk@だいたいホラー小説しか読まない
5
いじめのターゲットになってしまった大樹。ある日、図書室で見つけた怪談の本を読み進めているといじめの加害者が本と同じような目にあっていった。不気味に思いながらも、何故か読む手が止められず、次々に怪談が現実になっていく。 *** ポプラポケット文庫から多数出ている本の怪談シリーズの新たなシリーズ。冊数がかなり出ているので、ポプラポケット文庫シリーズは数冊しか読んだことがないが今度また順を追って読んでみたいところ。この作者が書く怪談の本シリーズは読んでいる怪談が現実世界に影響を及ぼすスタイルが主流なのかな?2021/04/01
みか
4
私は、怪談やホラー系が苦手だけれど、小学生の時にクラスメイトの男子に勧められて読んだ。読んだ部屋が怖く感じるくらい、すごく怖いけれど、読み進めてしまう面白さがある。ホラー系好きな人はおすすめ
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