- ホーム
- > 電子書籍
- > 絵本・児童書・YA・学習
内容説明
一九三二年,夏.世界恐慌のあおりでベルリンの街にも失業者があふれるなか,「よりよき未来」を約束するナチは急速に勢力を拡大していた.ヘレの弟ハンスは,悩みながらも社会に足を踏み入れていくが,やがて否応なく不穏な時代の流れに巻き込まれ…….ヒトラー政権奪取までのわずか数か月を,十五歳の視点で描く第二作.
目次
第一章 石と鉄の街┴第二章 ここはだれの通りだ?┴原 注┴訳 注┴【下巻目次】┴第三章 夜のたいまつ行列┴第四章 炎上┴あとがき┴訳者あとがき┴『ベルリン1933』にまつわるドイツ年表
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
92
クラウス・コルドンの「ベルリン3部作」のうちの第2部でナチスが政権を取るまでの民衆の生活を主に描いています。前作では赤子だった少年が主人公のような感じで描かれています。私はワイマール共和国という林健太郎先生の本を何度も読んでいるので理解できるのですが、共産党と社会民主党が仲が悪いのは理解できない人が多いと思います。2026/05/27
みつ
40
貧しい家族の少年の眼を通してベルリンの歴史を描く第二作。本作ではナチスが国会で第一党に躍進し、街中では突撃隊が幅を効かせる。未だ多数派にはならないが、共産党と社会民主党の主導権争いがナチスを利する。前作の「ハンス坊や」は少年となり電機工場の倉庫で働く。彼の恋人ミーツェにはユダヤ人の血が混じっており、迫害も次第に露骨に。彼女はハンスにおじの言葉「たしかにユダヤ人にも、搾取するものはいる。でも、肝心なのは『も』という助詞なのよね。これを省く人間は犯罪者ですって」を紹介する(p290)。分断が独裁を招く時代に。2024/12/11
しゃん
29
1932年、世界恐慌の影響でベルリンも失業者があふれる。この1933年の巻は、1919年の巻でまだ病弱の赤ちゃんだったハンスぼうやが主人公。彼は学校を出てすぐに総合電機会社の倉庫で働きだすが、そこでさまざまな洗礼を受ける。彼の家族、アパート、職場、街路のさまざまなところでナチスが徐々に忍び寄り、不穏な空気に包まれていく。そんな中でのハンスとミーチェとの恋の行方が気に懸かる。下巻に進もう。2020/09/23
ケイトKATE
26
『ベルリン三部作』第二部。タイトルである1933年は、ヒトラーが首相となり権力を握った年である。ヒトラー関連の本を読んで、この時期のドイツの混乱ぶりを知っていたが、ナチス突撃隊の横暴ぶりや、共産党と社会民主党のいがみ合いが本書でも生々しく書かれている。正直、歴史の事実を知っているから共産党を支持していたゲープハルト家の人々が、ナチスの弾圧に巻き込まれることは読んでいて予想はできていたが、コルドンが描く当時の状況や登場人物の描写は、臨場感と痛みを感じながらも一気に読ませる力がある。(感想は下巻に続く)2020/04/29
うめきち
20
ハンス坊やが大きくなってる!びっくり‼️しかし1部と同じくドイツの生活は貧困。そしてヒトラーが政権を握ろうとしている。あとは歴史の通りで未来も明るくない。どう生き延びるのか、頑張れ。2025/06/26
-
- 電子書籍
- 機動戦士クロスボーン・ガンダム DUS…
-
- 電子書籍
- 貧困女子の華麗なる日々 分冊版 16 …
-
- 電子書籍
- 魔法陣クロノカノン【マイクロ】(24)…
-
- 電子書籍
- 男の隠れ家 2018年11月号
-
- 電子書籍
- 追跡!!北朝鮮工作船(小学館文庫) 小…




