内容説明
五番区で『赫灼たる猿侯』と対峙し、エリーティアの救出を果たしたアリヒト。しかし、その際に受けた『呪詛侵食』はテレジアを蝕んでいた。仲間たちのため、猿侯を倒すため、アリヒトは新たな力に手を伸ばす――!
※本作品の電子版には本編終了後にカドカワBOOKS『役立たずと言われたので、わたしの家は独立します! ~伝説の竜を目覚めさせたら、なぜか最強の国になっていました~』(著:遠野 九重)のお試し版が収録されています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さとうはるみ
2
順調にボス攻略準備を進める主人公たち。10年以上避けられていた強いボスにレベルが低い自分達が準備期限極少で挑まないといけないのに誰もあきらめず、ふてくされずに前を向いて行動している所はすごい所だと思う。そこに旅団との心の交流の深さ・血の通った情の厚さを感じる。目に見えないそれは重要なものなのだろうと。損得感情で動いていないけれど情に流されてもいない、この主人公パーティーはよく会話する。それも攻略にプラスに働いているのだなとわかる。関係性が依存ではない助け合いになっていてこれはどう構築するのだろうと思う。2023/02/12
菊地
2
それなりに好きな作品なんだけど、最近の刊行ペースの低下と展開スピードの低下が重なってテンションが明らかに下がってきたのを感じている。 この展開の遅さなら早く刊行して欲しいし、これだけ刊行間隔が空いたならキリのいいところまで展開が進んでほしい。2021/03/10
ironas
0
koboで読了。後で感想書く。2021/08/17