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内容説明
「ボク、豆柴太。ボクは東北の港町で、お弁当屋を営む柴ばあと、二人で暮らしてる。この町では、たくさんのひとが、何かを背負って生きているんだ……。大地が揺れて、大きな波がやってきたあの日、ボクと柴ばあは出会った……」
死者1万5899人、行方不明者2529人、国内最大級の被害をもたらした東日本大震災までもうすぐ10年。悲しみを背負いながら、ゆっくり確実に日々を生きる人々を、豆柴犬の目線からあたたかく描く第3巻。
あの日を思い出させるような大雨災害。命をかけて人を救おうとした阿子島の運命は?
「娘も孫も忘れてしまうかも?」進行する認知症に、柴ばあの決断は?
犬と暮らしだしたからこそ感じる温かさを描く4pや虎太郎との思い出をつむぐショートストーリーなど多数。
「あたたかさに涙する」とネットで超話題。ストーリーと4pと4コマで構成される新しい形の単行本。
社会が大きく変わっている今だから胸にせまる「日常は永遠じゃない……今こそ読むべき再生の物語」。
・ストーリー 4話
・twitterで話題の4p 4本
・かわいい4コマ
・描き下ろし
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
JACK
12
☆ 東日本大震災の当日に婚姻届けを出すはずだった博子先生。しかし、夫になるはずだった彼は津波で帰らぬ人となった。それから10年間、彼女の心の中にあった想いとは。家族や恋人、友人など数多くの人を失った人たちが少しずつ立ち直っていく再生の物語。震災から10年の節目の年に読めてよかった。2021/04/14
のり
8
このシリーズ完結。 豆柴太がサナエのビデオレター見つける、のは、ちょっと強引かな(笑) 浮気した旦那さんの件も…ちょっと無理はあるかもしれない。豆柴太は可愛いけどね。 東北の方々に、犬のエピソードなどを取材して、また違う目線で震災を描いてみてほしいなぁと思った。2022/02/22
まりちゃん
6
実家図書館本*あっという間に3冊読了。さなえさんのご遺体は見てからなかったけど、遺品が見つかって虎太郎くんと一緒にお墓に入れることができてよかった。 虎太郎くんの同級生達も、成長して地元を出て進学して物語は終わる。東北出身の私にとって、涙なしでは読めなかった作品。これを実家で読んだのも意味がある。2022/10/16
チェス
6
豆ちゃん、たくさんのお手柄。可愛かったなぁ。切ない話でうるっとしちゃうけど、ラスト良かったです。2021/08/20
よし
2
震災で家族を亡くした柴ばあと豆柴犬の物語、第3弾(完結編)。震災から10年。豆柴太が掘り出したビデオテープが物語の終盤を飾りました。それぞれの人生を歩みながら、港町「福音浜」を愛し続けるところがいいですね。続編を読みたい気もします。2021/03/22
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