文春e-book<br> フクシマ戦記 下 10年後の「カウントダウン・メルトダウン」

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文春e-book
フクシマ戦記 下 10年後の「カウントダウン・メルトダウン」

  • 著者名:船橋洋一【著】
  • 価格 ¥2,200(本体¥2,000)
  • 文藝春秋(2021/02発売)
  • GWに本を読もう!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~5/6)
  • ポイント 600pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784163913377

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内容説明

「日本は東日本を失うかもしれない」――
戦後最大の危機から10年、衝撃的肉薄で明かされる「福島第一原発の真実」!

メルトダウンの最中、パニックに陥る日本政府中枢、
蔓延る官僚システムの陥った失敗、悲劇の数々、
そして問題解決に取り組んだ偉大な技術者たち……

今、改めてこの国の危機対応を問う
国民的ノンフィクションの金字塔。

日米同時発売、
第44回大宅壮一ノンフィクション賞受賞作を大幅アップデート!

分刻みで描かれる「メルトダウン」、
そのとき日本政府は、日本国首相は、東電は、
そして現場の職員・技術者たちは何を考え、課題に取り組んでいたのか?

新史料で続々と明らかになる「フクシマ」の真相。

第9章 ハイパーレスキュー隊
第10章 トモダチ作戦
第11章 ヨコスカ・ショック
第12章 ホソノ・プロセス
第13章 最悪シナリオ
第14章 SPEEDI
第15章 計画的避難区域
第16章 落城一日
エピローグ 神の御加護

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぐうぐう

32
そもそも原発は安全でなければならない。その前提が想定外を排除し、有事の際の危機管理自体をないものとしてきた。そんな安全神話の罠に福島第一原発は、いや、あの時の日本は陥っていたのだ。後手後手に回ったSPEEDIの運用にも原発の安全神話が虚構であったことが象徴的に露呈しているが、責任回避のオンパレード、あるいは著者の表現する「霞が関の醜い消極的権限争い」といった政府や官僚、企業のガバナンスの劣化もまた、混乱に拍車を掛け、事態を益々悪化させていく。(つづく)2023/06/26

みぃ

2
今年で、11年。もうすぐ12年経とうとしている。私は被災者側の人たちをわずかながら知っている。でも、現場で戦っている人のことは知らなかった。この人たちが必死に命をかけて戦わなければ、今がないんだと思うと、言葉では言い表せないほどの感謝がある。でも、それでも今でも自分の家に帰れずに嘆いている人がいる。いろんな人たちの思いが詰まった話だった。2022/12/28

chuji

2
久喜市立中央図書館の本。2021年2月初版。ボロボロのコンティエンジェンシー・プランの下、事故に対峙した、現場リーダー・技術者・作業者・自衛隊員・消防隊員・一部の政治家と学者達の矜持!オイラの目の黒いうちには事故はまだ終息しないだろう。2021/06/10

Go Extreme

1
ハイパーレスキュー隊:日本の国運 自衛隊が中心 何でも屋ではありません 線量基準引き上げ ドラえもん トモダチ作戦:国家主権に係る問題 見えないものは見えない ヨコスカ・ショック:情緒的メルトダウン ホソノ・プロセス:官邸主導 コアリション 同盟国は運命をともにしない  最悪シナリオ:本当の底は いまが最悪です 最悪のシナリオ SPEEDI:一般にはとても公表できない 枝野裁定 逆推定 計画的避難区域:専門家同士でやってくれ 寝た子を起こすな 落城一日:ロボット 退避と撤退 神の御加護:衣替え 吉田昌郎2021/04/08

takao

0
ふむ2021/11/03

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