一迅社文庫アイリス まがいもの令嬢から愛され薬師になりました: 2 古竜の花がもたらす恋の病【特典SS付】

著者名：佐槻奏多【著】/笹原亜美【イラスト】

一迅社（2021/02発売）

• ISBN：9784758093385

内容説明

まがいものの伯爵令嬢だとバレないように、死んだふりをして婚約話から逃げ出した少女マリア。彼女は隣国の王子レイヴァルトのおかげで、夢だった薬師となり、充実した日々を送っていた。そんなある日、ガラスの森に棲む幻獣のハムスター達に異変が!?　それは、とあるガラスの木に咲いた花が原因だと王子に教えられて……。この花が幻獣達だけじゃなく、町の人達の恋心を大暴走させているのなら、全力で特別なお薬を作って治療します！　幻獣に愛されまくる少女の薬師ライフラブコメディ第２弾！　※電子版はショートストーリー『シロップをもらいました　レイヴァルト編』付。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[陸抗]

幻獣達がフワフワして、街の人達も恋心を膨らませる原因が、ガラスの森の木だと知った薬師マリアが奮闘する。それと平行して、マリアの近辺をうろうろする怪しい人物も現れる始末。今回は、マリアの養女絡みの問題では無かったものの、そろそろ元婚約者が現れそう。全ての事情を知って、それでも守ると宣言したレイヴァルトが居れば、なんてこと無さそうだけど。国境を越えると難しいかな。

2021/02/24

[RINGOoisiiiiiii]

薬師として隣国のガラスの森近くに住むことになったヒロインはヒーローからの告白に「青の薬師」だからなのではと疑い信じられなった。ある日、幻獣に異変が起き、人間にもなぜか惚れっぽい症状があらわれだして…。匂いフェチが周りに多すぎてちょっと可笑し可哀想。常にくんかくんかされてるヒロインとは…。ハムスターのもふもふが羨ましい…！！まさか色が力と関係してるとは。ラエルのマイペースっぷりには笑った。すべて支えて受け入れてくれる殿下におちたマリアけど、元婚約者くるかー？森も狙われる理由が多いし色々大変そう。

2021/03/31

[由貴]

王子の体質は相変わらずだし、ラドゥール王国の件もきな臭い。王子自身は言うまでもなく、その家族まで好意的に思ってくれているなら障害なんてないのでは…と思ってしまうのでやたらアルテアン公国を気にしてるマリアかもどかしかった

2021/12/18

[kinta]

現実的に設定と騒動がしっくり来始めたかな。それにしてもどちらかというとハムスターを愛でる話だと思う。最後にヒトガタになりたいハム様の独白が涙。いや、ヒロインに愛されるには毛はあった方が得だと思うよww

2021/04/27

[ゆき]

ガラスの森に怪しい輩が手を出してくる騒動が起きたけど、みんなの健闘で無事に撃退して、殿下の気持ちも無事に受け入れて、めでたしめでたし。巻末の茶色ハムスターの心情がとても可愛らしい。もふりたい。

2022/04/27