ハヤカワ文庫JA<br> ALTDEUS: Beyond Chronos Decoding the Erudite

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ハヤカワ文庫JA
ALTDEUS: Beyond Chronos Decoding the Erudite

  • ISBN:9784150314736

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内容説明

未来の地球を舞台に、超巨大生物メテオラによって地下都市へ退却させられた人類の防衛戦を描いた大ヒットVRゲーム『ALTDEUS』。 本作のシナリオライター&監督による公式スピンオフノベライズ! 全身を義体化し200年以上の時を生きるマッドサイエンティスト・ジュリィが観測した人間たちの物語――初めてメテオラが襲来した日の記録、地下都市における軋轢、人型都市防衛兵器の発明、そして彼女自身の過去を明かす全4篇!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

緋莢

19
VRゲーム「ALTDEUS」の公式スピンオフノベライズ(帯に記載)…という事なのですが、ゲーム未プレイどころか、どんなゲームかもよく分からないまま、あらすじ見て面白そうと手にとって、読み始めました。が、そんな自分でも全く問題なく楽しめて、むしろ、巻末のスタッフ座談会の内容の方がよく分からなかったという(笑)2080年。オリンピックがVRで行われるのが当たり前になっている時代に、突如現れた謎の巨大生物「メテオラ」(続く2021/07/05

のれん

7
VRゲームを原作とする近未来SF作品の短編集。 今でも(社会普及率の低さもあり)近未来感が抜けないVR、ARの広がりが細かく設定された世界観がウリと感じる。 ゲームの科学者ポジの人物を中心に各作家が短編で描く。 正直SF感に目新しさはなく、原作ファンだから楽しめる部分がある。 が、作家が外部協力という形なので、外から世界観を俯瞰しやすい展開が多く読みやすかった。最後もこの巻で中心となった科学者の心情を描ききり、一冊の本として綺麗に読める。ゲームへの購買意欲をそこそこかき立てて上手いなぁと思う。2021/03/07

クロノ

3
原作ゲーム未プレイでもSF小説として楽しめるとのツイートをツイッターで見て興味を持ち購入。なので純粋にSF小説としての評価すると、最初の「Mounting the World-世界実装」はそれほど面白くなかったのでやはり原作ゲーム知らないとダメかなと思ったものの、次の「JULIE in the Dark」から「Blue Bird Lost」「Decoding the Erudite」と楽しく読めた。人の身から機械へと身体を少しずつ変え、それでも目的のため生き続けるジュリィ博士の物語は興味深く面白かった。2021/03/21

The lost FRIGATE

2
〈★★☆☆☆〉VRゲームのスピンオフ的なアンソロジー。解説を読む限りノベライズというよりは世界観を共有した作品ぽい。設定もキャラクターもどこかで見たことのある焼き直しで、つまらなくはないが、そこそこ。単品で読んでもイマイチ。ゲームをした上で補完的に読むなら良いかも?ブルーバードロスト(小山恭平)は良かった、単に好みのタイプなお話なのだけれども2021/12/05

Toy

1
ゲームALTDEUSの原作、東京クロノスの続き? ということだが両方とも未プレイ。それでもSF作品として楽しめる。 複数の作者が執筆されていますが、世界は繋がっていて、順番に読んでいくことで世界も広がっていく。通して描かれるのは、ジュリーという一人の科学者がいかなる目的をもって自分の体を機械化しながらも生き続けるのか。購入する前は、果たして大丈夫か少し不安だったものの、いやはや楽しめました。2021/06/16

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