内容説明
地球防衛戦で大破した〈コンスティテューション〉に代わり、エウロパで保管状態にあった〈伝説の艦隊〉の同型艦〈ウォリアー〉の艦長となったグレンジャー大佐。緊急救援要請を受け、惑星ニュー・ダブリンへと向かった彼は、惑星防衛艦隊と協力し、多大な犠牲を払いながらもスウォーム艦隊を撃退しようとする。だがそのとき〈七種族協定〉第二の種族ドルマシを名乗る謎の異星人艦隊が出現した! 果たして彼らの目的は!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しましまこ
19
ある意味エイリアンより恐ろしい妖怪ババア(アメリカ大統領)エグエグです。サクサク読了、頑張れプロクター!2021/03/27
ひさか
18
2021年2月ハヤカワSF文庫刊。シリーズ2作目。始まるやいなや戦闘に次ぐ戦闘、どう戦っているのかよくわからん説明だが、凄いテンポで戦いが展開していくのがよくわかる。アドレナリンが出るストーリー。更に二転三転する複数の話の展開があり、目が離せないままラストまで一気に読み進めました。グレンジャー復活の謎解きもあり、波乱万丈なストーリーが面白い。まだ戦いは続くようで、次巻が楽しみです。2021/07/08
鐵太郎
16
<ウォリアー>に乗り換えたティム・グレンジャー大佐、伝説の英雄なのでその階級で首脳会議に参加し、作戦を提言し、100隻以上の特攻部隊を率いて戦地にむかい大活躍。目指すはグレンジャー自身が記憶している謎の敵、スウォームの故郷惑星。また地球では、地球連邦大統領である〝鬼婆〟エイブリーが副大統領やロシアの陰謀の中で、人類を勝利させるために懸命の活躍。そしてなんとここに<七種族協定>のドルマシ族と名乗る新たな異星人の登場。アメちゃんSFらしい展開のまま、とりあえず一つ終幕。ふむ。で、次巻はどうなる?2022/02/26
わたなべよしお
14
好物のB級SF。B級的な王道からそれる意外な展開にちょっと驚く。普通じゃつまらないと作者も考えたのだろうか。これは次作がさらに楽しみに。2021/05/01
ケンケン
12
(635冊目)ホント読みやすいので、厚さの割にスピーディーに読了。前回に比べ、戦闘<謀略がメインな展開で、誰が裏切り者なのかハラハラしつつ楽しむ事が出来た。猟奇的かつ寂しがり屋な敵とその仲間になっちゃった者たちとの決戦、そして、あの人物の真の目的とは…第3部が待ち遠しい!!2021/03/21