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内容説明
漆原友紀(『蟲師』『水域』)の最新タイトルは、”フロー”と呼ばれる奇妙な自然現象を処理するフロー業者・ヒロタと、アルバイトの智万ちゃん(見ため12歳、実年齢35歳)、そして”しゃちょう”(猫)が贈るストレンジなお仕事活劇! 見慣れているのになんだかいつもと違うような、そんなムズムズする風景を見かけたら、それは”フロー”。自然もときどき間違えるのだ。いよいよ大団円を迎える第3巻、登場です!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
眠る山猫屋
49
世界を改変する現象“フロー”を描く物語、早すぎる完結。ちょっと残念、でもきれいに世界観がまとまっていたように思う。誰かの強い想いが結実したような数々のフロー。ちまちゃんの大人に戻りたくない気持ちはまだ消えてはいないのかな。反対に店長がまさかのフロー体験者だったとは。ふたつの世界にそれぞれの生きる場所を見つけたようで何よりだが、それで良かったのかなというモヤモヤは少し残る。だが、何処でどのように生きていくのかは本人次第。きっと幸せな夜明けが待っている。素敵な異世界体験だった。2021/03/01
akihiko810/アカウント移行中
23
完結巻。日常に突然現れる不思議現象「フロー」。空間が浮動化し、歪み、別の空間が現れる。そのフローを直すフロー業者の話。7.5/10点 フローを起こすのは人の思いだそうで、その「思念」を取り除いてフローを取り除くプロの業者。まったりとした空気の、「すこしふしぎ」日常おしごとものでかなりいい雰囲気。肩肘はらないで読める良作。2021/09/24
ぐうぐう
23
空間の浮動化『フロー』が起こる世界。けれど、それってこちらの世界でも起こってることなんじゃないか。「だって物事はずっと同じじゃない 変わってく それもたいてい思ってもなかったほうに」ファンタジーはいつだって、現実世界の映し鏡。3巻で完結とは、なんとも寂しい。もっともっと読みたかったよ。2021/04/25
しましまこ
20
まさかの完結、まさかの結末。そんな仕掛けがあったんデスカ。神主さん結構お茶目だったのね。2021/02/27
てんてん(^^)/
14
ゆるゆる、でもちゃんとSFで、綺麗に終わっちゃいました。えー、もっとあのエセ神主とバカバカしい対決してほしかったなぁ。それにしても、小ちゃいチマちゃんがどうしてもうちの娘に思えてしょうがありませんでした。そして大きいチマちゃんを見て愕然とする。35歳独身OL。。。やってそう、うちの娘。ウケるー。(オイ)/ともあれ、漆原さま、面白うございました。新作お待ちしております。2021/03/31