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内容説明
少しばかり屈折しているが、立派に21世紀風青春しているニッポンの高校生3人組=トシ、秋男、深雪。けっこうシビアな現実を抱えてたりもするのだが、涙をこらえて能天気なふりをしてみせる。バーでバイト、ドしぶとくスケベに生きる彼らの行動を軽妙なタッチで描く青春パフォーマンスストーリー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ShogoHirara
4
吉田秋生の漫画にはいつもいい音楽が流れている。セリフのやりとりもリズミック。登場人物は常識に左右されない。それでいて生きることに真面目。安心する。そして今ではこういう人間が減ってしまったのか、歳のせいで見えなくなっているのか、残念ながらわからない。やっぱり漫画ってスゴイなと思わせてくれる秀作。2018/04/02
オドリ
2
久しぶりの、再読。弟に、面白いよと勧めた本。弟も面白いと読んでいた。(10代の頃)。今は、お互いに50代。スターウォーズの新作が、公開になる。昔のシリーズを見たくなりました!2019/12/14
バチスカーフ
2
10数年ぶりに再読。いや、再々々々々…読。何度読み返しても、いいものはいい。まさにエヴァグリーン。トシや深雪、みどり、順子らのその後を見たいのは山々だが、これはもう、知らせがないのは良い知らせ、と考えるしかあるまい。2014/07/18
tu-ta
1
これ、大好きだなぁ。61歳になっても、やっぱり。もうすぐ62だけど。2021/01/30
あるふぁ
1
男の子ってどこまでもアホの子だよなーを地でいくトシ、斎藤、みゆき。アホだけどアホな子なりに悩みの一つ二つ三つあるわけで、でもそれをあえてわざわざ深刻に描くわけでもなく、流されるままに流される年頃の姿がそこにある。どうにもならんもんはどうにもならんと割り切った感の飄々とした姿は時代なのか。と、思っても見たり。2019/05/03