角川つばさ文庫 世にも奇妙な商品カタログ（６） おりがみ地図・空想の出口他

著者名：地図十行路【作】/望月けい【絵】

KADOKAWA（2021/02発売）

• ISBN：9784046320681

内容説明

便利でステキな商品をもたらし、人間の失望を集めている謎の少女・のぞめと影の男・ニエノ。
もと影欠村の神さま・千影がのぞいた、ふたりの出会いとは――？
「予備の一日」「おりがみ地図」「美味の素」「空想の出口」「読んだことになるしおり」「過去をのぞく水晶玉」
ワナだらけの危険なカタログがあなたに予想外の運命をお届けしマス――。【小学中級から　★★】

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[うまる]

シリーズ6冊目。のぞめとニエノの出会い、千影とニエノの過去がわかる巻。だいぶ謎だった部分が解明されてきました。ニエノさんが何で最初に自分の事ニエノって言ったかがまだわからないけど、ニエの部分はたぶん○○ニエって事かな。 カタログ話の方は、ズルしない人が使えばかなり便利なアイテム揃いでした。売っていたら大人買いしたいのは『予備の一日』

2021/03/25

[ヴィオラ]

現状（2020年4月）最新刊？アイデアがあれば永遠に続けられるタイプの本なので、のぞめとニエノさんの話が決着するまでは、とりあえず続くと思います（作者さん頑張れw）。今回の試供品は「のぞめとニエノさんの出会い」のお話。どうやら千影もレギュラークラスのキャラみたいですw 各話の主人公が不思議な商品に手を出すキッカケが、この巻の「空想の出口」みたいに、現代的な悩みだったりするので、児童書・YAとしてとても良い作品だと思います。

2021/04/24

[chise *]

おりがみ地図が面白かったです😄

2022/02/27

[二条ママ]

長女小5。独り読み。

2021/05/19

[Theodore]

巻が進むにつれ主役2人の謎が徐々に解明されていくのが楽しい。ただ、今回は4話「空想の出口」の主人公のクソガキがムカつく輩だったことが残念。それゆえにラストでは溜飲が下がるわけだが…。とりあえずこのクソガキには全力で「女舐めるな！」と言ってやりたい。

2022/06/13