内容説明
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本書ではファインマン・グラフを駆使しつつ、場の量子論において相互作用をどのように取り扱うかをできる限りわかり易く説明し、くりこみなどの理論的枠組みを理解してもらうよう努めた。
論理の飛躍をなくして、議論の流れを一歩一歩着実に追えるよう、他書では省かれているようなことがらにも紙面を割き、特に、すべての式を読者が確実に導けるよう導出過程を省略することなく丁寧に解説した。さらに重要な式に対してはその物理的な意味を詳しく述べた。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
BIN
4
経路積分からくりこみまで。行間を読む必要は全くなく、懇切丁寧に書かれてます。計算過程も詳しく、問題に関する回答も別途PDFであり、そちらも詳しくおそらく全部合わせると1000ページ程度と大ボリュームです。ただ詳しく書いていてこの関数なんだっけ?と思ってしまうこともあるので、できるかぎり連続的に学習したほうがいいです。場の量子論の初学者には最適な1冊だと思います。2024/05/22
Sadashige Sekine
0
かなりわかりやすくいい本だった。 計算が物凄く丁寧。 死ぬまでに三回はやりたいな。