ぼくがスカートをはく日

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ぼくがスカートをはく日

  • 著者名:エイミ・ポロンスキー/西田佳子/まめふく/松中権
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • 学研(2021/01発売)
  • 3月の締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~3/31)
  • ポイント 450pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784052046841

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内容説明

今度、学校で演劇のオーディションが開催される。ぼくは、女神の役をやりたい。「男子が女子の役をやるんだって!」と言われるだろう。けれど、ぼくは自由に自分らしく生きたい。本物の女の子になりたい。――12歳のグレイソンは、一歩、進みはじめる。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

☆よいこ

97
YA。LGBT▽6年生のグレイソンは女の子の服が着たくてたまらない気持ちを隠して生きている男の子。4歳の時両親が事故で亡くなり、叔父の家で暮らしている。グレイソンはふとしたきっかけで演劇のオーディションを受け、ペルセポネの役を演じることになった。叔母はグレイソンが女役を演じることに納得がいかず、指導の先生の責任を追及する。いじめやからかいを恐れながらも、グレイソンはしだいに勇気をもって行動するようになっていく。▽味方はきっといる。2020/09/01

みーちゃん

86
今の時代、LGBTをカミングアウトするかしないか、それは周りの人や自分の立場、自分の気持ち次第で変わってくるものであり、どちらが正解ということはないなのかなと思います。 けれど、もしそういう人がいた時には、しっかりと受け止め、認めてあげることが大事だなと思います。 グレイソンは、自分の気持ちに正直になって堂々とすることができていて、本当に凄いなと思いました。 とても良い作品でした!2022/05/08

oldman獺祭魚翁

62
図書館 ちょうどLGBT問題で世の中が騒がしくなっている時に出会いました。こんなにLGBTである事が苦しいとは……理解している気だった自分が恥ずかしい。ただ幼い頃に亡くなった両親がグレイソンを理解していたこと、そして伯父が理解して不器用ながらグレイソンに接し様としてくれること、そして最初は乱暴だった従兄弟のジャックも……児童書だが、先ず大人が読むべき本。特にあの議員には……2018/10/05

dorebook

54
LGBT(Lesbian/Gay/Bisexual/Transgender)。今回の作品はTransgender(生まれた時とは違う性で生きることを望む)の12歳の「ぼく」は、4歳の時両親に死に別れ伯父家族に引き取られた。夢想のなかでスカートをはいた自分を視ていたが、大人になっていく自分の骨格を正視したくなく心と身体の距離に悩む。私自身、知識としては知っている事柄ではあるが・・そう、「知識」と言うこと自体が傷つけるんだろうなと感じる。女として疑問を感じない特徴で生きてきた私と同じに、疑問を感じない世界に→2018/10/23

あっちゃん

42
12歳の子が主人公、体は男の子に生まれてしまったけど、中身は女の子、トランスジェンダーをテーマにしたお話!ずっと、目立たないように生活していたけど、ある日少女の役のオーディションを受ける!勇気や葛藤、周りの人達の変化もずっと一緒にドキドキしながら読了( ̄▽ ̄)2021/03/14

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